2013年4月26日金曜日

JRC ST-3


写真はJRCの通信機器用ヘッドフォンST-3で、JRCのロゴの入っていないタイプです。

購入後10年は経過したと思いますがヘッドフォンの合成皮革部分の劣化がほとんどありません。オーディオ用の数千円のものが4-5年でボロボロになるものが多い中かなりの高耐久性です。

ST-3以外に通信機用のヘッドフォンを使った事がないのであまり大きな事は言えませんが、太平洋越えの微弱な信号を強力な混信の中からすくい上げてくれるその聴感は見事なものです。さまざまな音が混在するなか音声のみが浮き上がってくる感じはオーディオ用のヘッドフォンでは味わうことの出来ない感触ですね。

ただし難点が全く無いわけでもなくプラグが標準サイズのモノラルタイプであることが問題となって来ます。

通信機型受信機ではヘッドフォン端子が標準モノラルである事が多いですが、最近のSDRではPCのサウンドカードから受信音が出力される場合がほとんでこれがたいていステレオミニジャック。ST-3はそのままでは使用出来ません。

モノラル標準⇔ステレオミニの変換プラグを使用すればいいのですが以外に手に入りません。仕方なくモノラル標準⇔モノラルミニ+モノラルミニ⇔モノラルステレオとするわけですが、これが頭でっかちでPCや外部スピーカーのミニジャックに差し込んだ場合に非常に不安定です。そこで上の写真のようにさらにステレオミニの延長コードを継ぎ足して使用します。これでミニジャックに過度の負担をかけずにST-3で受信できるようになりますがどうもすっきりしません。

モノラル標準⇔ステレオミニの変換プラグの入手先をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただければ幸いです。

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