2013年6月30日日曜日

6月の投票結果

2013年6月のアンケート
「ナショナルのプロシードシリーズでお好みは?」

1位 : RF-2800                                                                               3件(30%)
2位 : RF-2600                                                                               2件(20%)
3位 : RJX-4800/D、RF-B30、RF-B600、RF-2900、RF-B11   各々1件(10%)

今月のアンケート終了です。投票いただいた皆様にはお礼申し上げます。

今月は10票の投票でした。これまでのアンケートでは最も投票数が少なかったです。
投票いただいた方の年齢層もほとんど40歳代で、今回は50歳代の方がおみえにならなかったのも特記すべきこと。

ナショナルのプロシードシリーズはRF-2800、RF-2600でこそBCLブームのピークに発売されたものの、その後に機種についてはBCL熱も下火になったころに発売されました。このため私よりご年配の方(50歳代以降)にはあまりなじみがなく投票いただけなかったのかもしれません。

このプロシードシリーズはデジタル直読タイプで、当時としては周波数を簡単に合わせて待ちうけ受信も思いのままで受信スタイルを大きく変えてくれたラジオだと思います。がその反面「アナログタイプのラジオでこそBCLの醍醐味がある」と感じておられる方も多くいらっしゃるため今回のアンケートでは投票数が伸びなかったのではないかと考えています。

今年3月から続けてきましたアンケートですが今回で一旦終了させていただきます。多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。また皆様のご意見をおうかがいしたくなりましたら再開しようと思います。

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2013年6月21日金曜日

RTL-SDRドングルの性能比較

 
写真はRTLドングルのせいくらべ。ドングルとはUSBメモリーに代表されるPCに接続する小型の機器を示します。
写真左の黒い背の低いドングルがDS-DT305BK(FC0012)、真ん中の白いドングルはDS-DT310WH(FC0013)、写真右の大きい黒いドングルがDVB-T+DAB-FM(R820T)です。( )内はチューナーチップの名称。
 
 
上の写真は以前に紹介したDS-DT310WHの内部です。2つの主となるチップから構成されています。その1つはデジタル復調8bitA/DコンバーターのRTL2832Uでありもう1つは受信をコントロールするチューナーチップ(写真ではFC0013)。
 
RTL-SDRとして作動するにはRTL2832U搭載が必須ですが、チューナーチップについてはいくつかの種類が対応しているとのこと。今回はチューナーチップFC0012、FC0013、R820Tの3種類の搭載されているドングルの比較を行いました。
 

 
上にはそれぞれのチューナーチップのSDR#のRTL-SDR Controllerの表示を並べてあります。RTL AGCをONの状態でTUNER AGCをOFFとしてのRF Gainを最小(上段)、最大(下段)で表示しています。
 
FC00系チューナーでは最小-9.9dBでありR820Tでは0dBとなっています。
最大ゲインはFC00系で約20dB、R820Tで約50dBです。
 
ゲイン調整はFC0012の5段階ですが、FC0013では23段階、R820Tの29段階とチューナーチップによって差があります。これらをまとめたのが以下の表。
表の最大ゲインだけを見るとR820Tがおよそ50dBの利得に対してFC00系では最大利得は約20dBで、30dBも利得が低く勝負にならないように思えます。が、あくまでこの数字は絶対表示ではありません。
 
そこでこれらのチューナーの感度を直接比較できるようにアンテナを4分配して3つのRTL-SDRチューナーとIC-R8500の4台に接続し同時に立ち上げて受信状況を比べてみました。
 
それぞれのチューナーで3.2MHzの受信帯域で87.0MHzから90.2MHzを表示させ89.0MHzの放送波を受信しています。
 
強力局のシグナル強度が同じになるよう、また比較的弱く受信できる89.0MHzが同じように了解できるようにそれぞれのチューナーの利得を調整しました。
 
FC0012、FC0013でのRF Gainがそれぞれ19.2dB、19.7dB(最大感度)の受信状況とR820TのRF Gainの29.7dBでの受信状況がほぼ同じであることがわかりました。つまりはFC00系チューナーのRF Gain表示に約10dBを加えた値がR820TチューナーのRF Gain表示とみなす事ができるようです。
 
さきほどの表でmax-minを書いていますがこれがR820T、FC0012とFC0013の相対感度比較ということになります。
 
次に強入力特性に注目しました。
RF Gainが大きくても簡単にお化けが出てしまうようでは使い物になりません。上の図ではR820Tを2台を並べて先ほどと同じ条件で89.0MHzを受信している様子です。
 
図中の上のSDR♯ではRF Gainを33.7dBとし、下のSDR#では29.7dBとして受信しています。上のSDR#は下に比べ多くの相互変調波が観察されまた。また89.0MHzの受信でも本来の放送波ではなくその隣の89.4MHzの変調が乗ってきてしまいます(混変調)。
 
FC00系チューナーでは基本的にはフルゲインでの受信でもさほど問題となる相互変調が見られることがありませんでしたが、R820TではRF Gainを30dB以上にすると混変調がひどくなるばかりでそれまで聞こえていた微弱局が聞こえなくなってしまいます。
 
この傾向は普段私が常用する66-108MHz(72-92MHz)の間ではほぼ同じで(92MHz以上ではR820Tをフルゲインにしてもお化けの発生はありませんでした)、R820TではRF Gain表示の30dBを境にして急に混変調が目立ってくるような印象でありました。つまりはR820Tの20dBの余剰利得は私のような強電界地域では(周波数によっては)かならずしも感度向上には貢献していないというのが今回の結論です。
 
ただしここまでの結果はあくまで強電界域でのものであって受信環境によっては十分にR820Tの利得の恩恵を享受される方もたくさんいらっしゃるかと思います。
 
結語:RTL-SDRドングルの強電界域での使用ではFC0012は利得調整の面で微調整が困難で若干不利なもののWFMの受信における実用感度はFC0012、FC0013、R820Tでほとんど差がないものと思われる。
 



2013年6月18日火曜日

ダイエット④

毎月18日はダイエットの日。
5月18日以降の体重推移を追加しました。72kgをはさんで大きく上下していますがなんとか現状維持。

ジョギングは6kmを1セットとして、これを1週間に5~7セットこなしてきました。食事量は増えないように気を使っていますがアルコールの摂取量が若干増えています。

ここ京都では6月13日、14日の最高気温が35.9度、34.5度と真夏ような日が続きました。さすがにその日のジョギングはこたえました。家内と二人でふらふらになりながら約6km(高低差50m)を40分かけて走り、その後30分ほどは動けませんでした。

7月、8月はこの状態が毎日続くかと思うと憂鬱になってきます。どう対処しようかと悩んでいます。

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2013年6月16日日曜日

RTL-SDR 受信帯域幅

上の図はRTL-SDR、SDR#を2台同時稼動している様子です。図中の上のSDR#では81.9MHzから85.1MHzの3.2MHzを受信。下のSDR#では85.1MHzから88.3MHzの3.2MHzを受信しています。

RTL-SDRでは最大受信幅は3.2MHzで、普通に考えると3つのRTLチューナーを使用すれば3.2MHz×3=9.6MHzの丸取りが出来そうに思います。ところがWFMの受信の場合は受信周波数から少なくとも上下100kHzは放送波が占有しているため上の図のように85.1MHzを境に2つの受信帯域を分けると85.1MHzの放送波の受信ができません。


そこで複数のチューナーで連続してWFMの放送を受信する場合、それぞれのSDR#間で100kHzのオーバーラップが必要となってきます。上の図のうち下のSDR#では85.0MHZ-88.2MHzを受信していますが、トップの図では見られなかった85.1MHzの放送波が見られるようになりました。

HFのSDR受信機PERSEUSではPCモニター上では実際の受信帯域より狭めの表示がなされておりバンドエッジの受信問題が取り上げられることはありませんでした。むしろ表示されている周波数以上に受信;記録されていることがありがたいように(好意的)書かれる場合が多ったように思います。

現在3台のSDR#を同時稼動挙していますが、上記の理由からWFM受信用として一度に記録できる帯域幅は9MHzとなります。

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2013年6月15日土曜日

Multiple RTL-SDR

写真は以前紹介したFM用SDR受信機(RTL-SDR;ワンセグチューナーに使用されているチップ、RTL2832Uにちなんでそう呼ばれている)を複数(3台)同時に使用している画面。76MHzから85MHzの9MHz幅を一度に受信している様子です。

先日COLさんにFM用SDR受信機を紹介したときに「記録幅3MHzは中波みたいにバンドごと記録するには中途半端で・・・」とのコメントを頂きました。確かにその通り。中途半端です。

そこでいろいろ調べてみると昨年12月にMultiple RTL-SDRについて報告しておられる方がいらっしゃいました(海外で)。早速検証してみました。

ワンセグTVチューナDS-DT310WHを2台と輸入もののRTL2832U+R820T搭載のデジタルTVチューナーを4ポートUSBハブにのせて使用します。

DS-DT310WHの定格が5V0.5Aと記載されており3台を同時に稼動するとバスパワーの限界500mAを越えてしまいそうでもありますが、消費電力が0.8Wとの表示ありこれを元に流れる電流を計算すると3台で480mAとなり許容範囲に収まります。
SDR#は1つのソフトにつき1台のチューナーに対応します。このため3つのチューナーを同時再生するにはSDR#ソフトが3つ必要になります。上の画像は3つのSDR#をPCにコピーしてそれぞれを立ち上げたもの。1つのソフトで複数台のRTL-SDRを立ち上げることができました(2013/6/18訂正追記)。記録幅3.2MHzで3台のSDR#を同時稼動しています。
 
現在のPC環境はIntel Core 2 Duo E8400、DDR2 4MBですが多少のビット落ちはあるものの3台同時に稼動して記録も出来ました。かなりCPUに負荷がかかるようでアイドル状態でのCPU温度は40℃であるのに対して3台同時起動すると63-64℃まであがってしまいます(CPUの使用率が表示出来なくて温度でおおよその状態を表現しています)。
 
以上の結果から少なくとも3台のRTL-SDRの同時稼動については確認できました。今回の検証結果から今後同時稼動の台数を増やして行く際の問題として考えれらる点としては
①USBポートの問題
1つのUSBポートからはおそらく3台が限界で他に複数のUSBポートを有するPCであること。
②高性能のCPUの必要性
一昔まえのPCでは3台程度の同時稼動が限界と思われます。さらに稼動台数を増やすには現在のCore iシリーズなどの高性能CPUが必要。
③複数のアンテナが必要
それぞれのチューナーに個別のアンテナが用意できればいいのですが、現状では1つのアンテナを分配して使用するのが現実的で分配によるロスが問題となってきます。
 
現状でも非常に魅力的な受信機であることは変わりありません。ここ数日ブログのこともすっかり忘れRTL-SDRでいろいろと遊んでいたのでありました。
 

2013年6月9日日曜日

FM用SDR受信機

上の図はFM用SDR受信機のSDR#の再生画面。

先日のワンセグテレビ/FMチューナーDS-DT310WHを使用しSDR#(シャープ)というソフトを使ってFM用のSDR受信機として使ってみました。

今日の昼前にEスポが発生しており90MHzから上で中国語局が多数入感していました。SDR#を使用し90.3MHz-92.7MHzを記録しました。約1分のファイルで570MB。この間のFM局が丸取りできています。

PERSEUSのように記録帯域を狭くは出来ませんが(変更できました)。記録のフォーマットを8bitから32bitの3段階としてファイルの容量を調整できます。

Eスポシーズンは一度に多数の局が入感してきますが、今までの受信方法では1局にしがみついて録音、確認でした。ところがこのFM用SDR受信機はPERSEUSでのAM同様に広範囲に投網を仕掛けることができます。しかも1980円(PERSEUSは100,000円以上)。

受信性能についてはポータブルラジオにも若干劣りますが、Eスポの場合比較的信号は強いので(TPMWのようなノイズすれすれの受信状況ではない)このSDR受信機でも十分実用になります。

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2013年6月8日土曜日

DS-DT310WH

写真はワンセグTVチューナーDS-DT310WHです。近くのホームセンターで1980円で販売されていました。

内部を覗いてみるとRTL2832Uがのせられています。このチューナーでワンセグTVのほかFMを受信できるのとのこと。

付属のCDを使わずにウエブ上のソフトをうまく使えばFM版SDRに変身するそうです。

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2013年6月7日金曜日

KTWR QSLカード

写真は先日のKTWRの日本語放送のQSLカード。

2013年5月25日のKTWR日本語DRM試験放送の受信報告に対しての確認証です。

ウエブサイトからの受信報告で、必要事項にチェックを入れるような簡単なものでしたがペーパーによるカード、レター、スケジュール表の返信をいただきました。

受信報告にスプリアスがひどかったと付け加えておきましたがそれに対するコメントはありませんでした。あの状態で送信が開始されるはの考えものです。

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2013年6月6日木曜日

DE1103 1号機

写真は2台のDE1103。写真上のぼろぼろの方が1号機。京滋ミーティング テクニカル情報 中国製ラジオの紹介(会報Jamming 314号 2006年8月)の写真に写っているそのラジオです。

以前のブログでDE1103を新たに購入したことをお話しました。そのときに1号機は「フロントパネルがはずれ、受信不能」と書いていました。てっきり家内に処分されたと思っていたDE1103の1号機が出てきました。

フロントパネルは完全にはがれてはおらず「めくれる」くらいです。アンテナにセロハンテープが貼ってあるのはアンテナ先端が抜け落ちるのを防ぐためで、満身創痍の状態。

受信不能だったと記憶していたのですが電源ONボタンを押してみると・・・また作動しました。

2006年の記事では「長期にわたる製品の信頼性については未知の部分がおおく、やっぱり価格相応だったと数年後にぼやいているのかもしれません」と締めくくっていましたが、DEGEN社の初期の機種DE1102、DE1103はMade in Japanに劣らぬ長期の信頼性があったのだと7年後の今実感している次第です。

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2013年6月5日水曜日

FR-101プレート

昨日のFR-101の間違いさがしの答えです。

FR-101のネームプレートが101S→101へと変わりました。FR-101アナログスタンダードのネームプレートは写真下のように"YAESU FR-101S"と表示されます。これに対してFR-101アナログデラックスは"YAESU FR-101"とSなしで表されます。

FR-101Sからフルオプションを装備し内容的にはFR-101デラックスとなりましたが、ネームプレートがスタンダードのままではここまで入れ込んできたのが中途半端に感じ、先日TMTサービスからプレートを購入、昨日交換しました。

これで見た目も中身もFR-101Dになりました。後はSメーターのランプ切れを治せば出来上がり。もうしばらくは楽しめそうです。

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2013年6月4日火曜日

FR-101間違いさがし

写真は私所有のFR-101です。

5月25日のブログ「FR-101Dになりました」に同じような写真を掲載していますがその写真と今日の写真は1ヶ所が違います。さてどこが違うでしょうか?

答えはまた明日のブログで。

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2013年6月3日月曜日

ICF-SW23

写真はSONYのICF-SW23とクーガー2200のミニチュア。

以前ICF-SW20の記事をアップしましたがSW20は短波帯が受信不能でありまた新たにミニチュアサイズのポータブルラジオが欲しくなり現行機種のICF-SW23を購入してしまいました。

連日価格コムとにらめっこしアマゾンが最安値となったある日に購入したのでありました(アマゾンのクーポン券が貯まっていたのもあってついつい・・・)。

先日のICF-SW11の性能に気を良くして手を出したのですが、シングルスーパーのSW11と比較してダブルスーパーだといって格段受信性能がいいわけでもありません。

簡単に各バンドをチェックしてみると内部スプリアスが気になります。特に12.0025MHzはかなり強力でまたバンド内ということもあって気になる存在です。

この受信機もマイナーチェンジを繰り返しながらも息の長い機種で、どうしてディスコンにならないのかと興味がありました。最終的にはこのサイズがポイントになっているような気がします。非常に小型にもかかわらず受信性能は良いですしスピーカーもそこそこ鳴ってくれます。

SW11は受信できるバンドも多いですがややサイズが大きくて持ち運びに少しは気を使います。その点SW23は海外旅行や国内でも登山、キャンプなどで荷物の制限を受ける場合でも気にせず持っていけるサイズです。

スマホの圏外でも情報入手の手段として充電の必要もなく長時間使用できるのはきっと心強いお供になるんですよね。

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2013年6月2日日曜日

フィリピンFM局

上はフィリピン最南部、ダバオのFM局DXWTのステッカー。

今からちょうど4年の前の2009年6月2日の18時過ぎ。早く帰宅し、ふとIC-R8500の電源を入れダイアルを90MHzから上にまわしていくと92.3MHzでぽつんと英語の放送が聞こえているのに気が付きました。

Eスポシーズン真っ盛りで、数日前に南大東島のFM局を聞いていた状態でアンテナ(5エレ)も南を向いたまま。

台湾の英語とはちょっと印象が違い、サイパン、グアムのFM局を疑いすぐさま録音を開始しました。約10分受信の後フェードアウトしました。

その後録音を何度か聞いていると"WET"と聞こえるような??? COLさんに録音を送り聞いていただくとどうやらフィリピンのFM局、DXWTと確認できるのではとの結論になりました。

FM放送は通常100-150km程度遠方の放送が聞こえればかなり遠くの放送を聞いたという印象ですが、夏場にはスポラディックE層(Eスポ)という特別な伝播状態が生じることがあり1000-2000km離れたFM局やTV局が受信できることがあります。ここ京都から2000kmとなると台湾の最南部あたり、九州からだとフィリピン北部が可聴範囲となります。

ところでこのフィリピンFM局、京都からは3300kmはなれています。2ヶ所にEスポが生じないと聞こえないはずで非常にまれな事。

10年に1度あるか無いかのチャンスで、この時とばかり受信音とともにレポートをDXWTに送りました。数日してE-mailで連絡があり受信を確認したとのこと。その後さらに数日して上のステッカーとベリレターが送られてきました。

毎年この時期には92.3MHzにあわせてみますがかすりもしません。以下に当時の受信音のID部分です。

DXWT 92.3MHz 20090602

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2013年6月1日土曜日

DE1103

写真はDEGEN社のDE1103です。

先日2台目を購入しました。実売価格は7000-7500円と現在販売されいるラジオの中では価格性能比が最も優れたものではないかと思っています。

一台目は7-8年前に購入し家内のキッチンラジオとして働いてきまいしたが、水周りでの使用、高所から落とす、倒すなどのため昨年にはフロントのアルミパネルがはずれ、今年はじめについに作動しなくなりました。

その後GrundigのG3を購入し使ってもらっていましたが家内曰「このラジオ(G3)感度が悪い!」とのこと。キッチンできれいにMBS(1179)が受信できない(ノイズ混じりになる)とぼやいています。そこで2台目を購入しました。

以前の使用感は京滋ミーティング(テクニカル情報)に掲載していますのでそちらをご覧ください。

中波帯はG3よりDE1103の方が感度がいいです。強入力特性、音質はほぼ同じ。同期検波は付いていませんがG3で同期検波を使ってもさほど了解度の向上に貢献してはいなく総合的な性能、価格からするとDE1103に軍配が上がります(デザイン面では評価が分かれますが)。

いまどきBCLを始めようという方がいらっしゃるかどうかは?ですが中国製ラジオにあっても比較的長期の信頼性も高く入門用にはもってこいのラジオだと思います。

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