2014年7月20日日曜日

大枝山-老ノ坂-沓掛山(唐櫃越)

写真は唐櫃越(からとごえ)の道標。今日自宅から西山団地(南)-大枝山-老ノ坂-西山団地(北)-唐櫃越-沓掛山-桂坂野鳥公園と歩いてきました。

唐櫃越は亀岡市篠町山本と京都市西京区山田を結ぶ間道、軍道。一説によれば明智光秀が本能寺の変の際に使用したという話もあるそうです。
上の写真は唐櫃越を歩く我が家の奥様。尾根筋を歩くコースで道端は0.5-1m程度、それなりにアップダウンあります。

どうひいきめに見ても2列以上では歩けません。光秀が13000の手勢を率いて亀山城から本能寺へ向かったとして、1列縦隊で一人ひとりの間隔が1mであったとして先頭からしんがりまで13000人×1m=13km。一方で唐櫃越の全長が約10km。隊列が延びてしまい非効率的な進軍だと感じるのは私だけでしょうか?やはり山陰街道(老ノ坂から沓掛)を通ったと見るのが妥当かと。

ところで今日一番の難所は下の写真。
老ノ坂旧道から西山団地(北)へ向かうさいに歩道のない国道9号線を約100mほど歩かなければなりません。山道では怖いと思ったところは無かったのですがこの100mは前から自動車が次々にやってくる迫力満点のコースでした。

桂坂野鳥公園に着いたころからぽつりぽつりと降り出し、桂坂中央のバス停で土砂降りとなりました。自宅まで歩いて帰るつもりでしたが急きょ予定変更。雨宿り方々、桂坂中央からバスにのり最寄のバス停まで帰りました。

コースタイム
自宅                                           9:19
西山山荘                                   9:39-9:44
350m鉄塔                                 10:04-10:07
西山団地グランド                     10:19
大枝山                                      10:45
老ノ坂(歩道橋)                       11:22
西山団地(北端)                      11:37
唐櫃越別れ                              12:00-12:08
沓掛山                                      12:47
桂坂野鳥公園別れ                  13:07-13:17
桂坂野鳥公園                          13:37
桂坂中央バス停                      13:50
自宅                                          14:20頃

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2014年7月19日土曜日

TS-480HX

写真はKENWOOD(ケンウッド)のTS-480HXです。今年4月、200Wの免許を受けるために購入したものです。

YAESUのFT-857と比べればひとまわり大きくなりますがICOMのIC-R75と比較すればひとまわり小さいです。別途電源が必要ですがこのサイズで200Wの出力は大きな魅力。受信機がてんこ盛りの我がシャックでは置き場なく非常にありがたいです。

電源にはALINCOのスイッチング方式の安定化電源DM-330MVを2台パラレルに接続しています。スイッチング電源のノイズを心配していましたが多少のノイズはあるもののNOISE OFFSETツマミをまわすことである程度は軽減出来ます。

受信性能はそこそこですが、受信モードにより選択度が固定されるのがBCL用には不便です。AM受信時にSSBフィルターを選択できたら便利になるのになぁ。→AMモードでSSBフィルタが使えました。

IFシフトは便利に出来ていてLSB、USBが同じように使用できます。どうゆうことかというとAM放送の1179kHzを受信していてUSBモードにして受信したとします。AMのSSB受信では高音が強調されてしまうためIFシフトを使用して多少高音を切って受信してみます。次にこのUSBでのIFシフトのままでLSBモードに変更すると・・・YAESUやICOMの受信機ではUSBでIFシフトで高音を切った状態でLSBへ変更すると低音が切れたシャリシャリした音になるのですがTS-480ではそのまま高音の切れた音になります。

「何が言いたいのかわからない!!」とおっしゃる方も多いでしょうが、YAESUやICOMの受信機ではUSBモードでIFシフトで高音を切った状態でLSBへ変更すると周波数のシフトはそのままであるため、低音が切れた高音が強調されたシャリシャリした音になります。ところがTS-480ではIFシフトでアッパーで周波数を低い方へずらしその後ロアーへモード変更したとしてもIFシフトは中心から逆の方向へ自動的にずらしてくれるのです。

HAMで使用する場合は周波数によってサイドバンドが決まってきますが、BCLでのSSBモードは混信を避けるためや了解度の向上を目的として使用するため、混信の少ないサイドバンドの方を選択します。このため同じ周波数でもUSBとLSBのそれぞれ両方を聞きくらべてみて了解度のいい方で聞くのです。

YAESUやICOMの受信機ではこの時にIFシフトがそれぞれのサイドバンドで強調される音域が違ってくるためその都度IFシフトを回さなければなりません。それに対してKENWOODの場合はIFシフトをその都度回す必要がないのです。

受信音はかつて所有していたR-1000と同じように中低音が持ち上がった柔らかい感じの音でローカルAM局一日中聞いていても疲れません。

非常に小さいながらもテンキーがあり周波数をダイレクト入力できますが、ボタンがあまりにも小さく、タッチも重いため「無いよりはまし」程度の印象です。

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2014年7月12日土曜日

大暑山-小塩山-ポンポン山

写真はポンポン山山頂からみた地蔵山(左)と愛宕山(右)。双耳峰のように見えます。

先週雨のなか愛宕三山に登りました。山に登っていると基本的にはその山の全体像を見ることが出来なくて、また京都市内からは地蔵山を見ようとしても標高の似通った愛宕山が前衛峰となりその姿をとらえることが出来ません。

そこで今日は地蔵山の山容を見るべくポンポン山に登ってきました。今年3度目のポンポン山ですが以前2回は善峰寺まで車で行って登ったため、山に登った感が乏しく今回は満足感を得るため自宅から完全歩きで往復してきました。

自宅から京都西山の西山団地のグランドを経由し大暑山→小塩山→大原野森林公園→西尾根→ポンポン山→杉谷→金蔵寺→小塩山→北春日町→自宅までのおよそ20km、累積標高差約1200mを6時間40分で歩きました。

さすがにこたえたなぁ

ところでポンポン山も東尾根~釈迦岳が前衛峰となるため京都市内からは見えるポイントが限られます。今日はそのポンポン山も撮影してきました。下の写真は小塩山から大原野森林公園へ下る尾根筋の鉄塔からみたポンポン山です。
送電線が邪魔ですが右一番奥の高い山がポンポン山です。

明日も山行きを考えていましたが天候が不良のようで無理かな。

タイムテーブル
自宅                                                       8:39
西山山荘前                                           9:00
西山グランド                                          9:37
小塩山山頂                                          10:25
大原野森林公園(森の案内所)       11:00-11:07
リョウブの丘(西尾根)                      12:00-12:03
ポンポン山山頂                                12:17-12:32
杉谷                                                      12:57
金蔵寺                                              13:23-13:34
小塩山車道合流                                  14:02
北春日町経由自宅着                          15:20

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2014年7月5日土曜日

地蔵山~竜ヶ岳(愛宕山裏口登山)

写真は京都の地蔵山山頂の一等三角点。

今日雨の中、愛宕山~地蔵山~竜ヶ岳と歩いてきました。このなかでは地蔵山の標高が最も高く947m。ついで愛宕山924m、そして竜ヶ岳921m。

アプローチは自宅から周山街道の高雄まで行き、そこから林道に入り首無し地蔵まで車で乗りつけました(自宅8:40発→首無し地蔵駐車場9:34着)。下の写真は首無し地蔵駐車場に駐車したライフと我が家の奥様、さらに下は首無し地蔵。
駐車場につき身支度をしていると雨が降り出しました。雨の降りだしたいやな空気のなか、まずは首無し地蔵から愛宕神社へむけ歩き始めました。愛宕神社までは約50分。表参道のような急なのぼりもなく気がつけば着いていたいう感じ。

愛宕神社でお参りをして、参拝後社務所でお札とお守りを購入しました。トイレ休憩ののち地蔵山へと向かいます。標高800m以上は雨に加え雲の中で視界は50m程度。下の写真は視界不良の登山道の一風景。
地蔵山までは尾根筋を歩く快適な道でした。途中の尾根にマイクロ波の反射板が設置してあり横目にみながら地蔵山へ進みました。下の写真は反射板。
地蔵山山頂で軽く昼食を取り、しばし休憩のあとその後竜ヶ岳へ。

反射板から竜ヶ岳へのショートカットが出来るそうですが、雨と霧の視界不良のためもと来た道を引き返し、愛宕スキー場跡を通りすぎ竜ヶ岳へと進みました。

この道も尾根筋を歩く快適な道でした。家内いわく「今まで登ったどの山道よりも歩きやすい」とのこと。
上の写真は竜ヶ岳山頂。ここまでは本当に気持ちよく歩くことができました。竜ヶ岳山頂でしばし休息のあと東へむけ下降、竜の小屋を目指します。

竜ヶ岳山頂からの下り始めはそれまでの道と変わりなかったのですが快適な山道もここまで。その後がうわさどおりの大変な悪道に。岩肌がもろに出ており、木の根も多く、その上に雨が降っており滑ること滑ること。結構な斜面でダブルストックをフルに使った三点確保でなんとか怪我もなく下山できました。家内いわく雨の竜の下りは「今までの登山で最悪の道」とのこと。雨の日には竜ヶ岳から東、竜の小屋方面への下りは避けるべきですね。
上の写真は竜の小屋。このまま沢沿いを歩き首無し地蔵の駐車場にたどり着いたの14時10分でした。

首無し地蔵のスタート地点が標高700m、今日のルートで最高点は地蔵山の947m、一方で一番標高の低い地点が竜ヶ岳(921m)から下りきった沢の650m。山を登った感に乏しくて帰宅後いつもの6kmのランニングに出かけました。

タイムテーブル
首無し地蔵駐車場                                             9:40
愛宕神社                                                        10:30
愛宕神社休憩所発                                           10:58
地蔵山                                                           11:48-12:05
竜ヶ岳                                                            13:05
首無し地蔵駐車場                                            14:10

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