2014年10月26日日曜日

奥比良縦走(武奈ヶ岳-蛇谷ヶ峰)

写真は釣瓶岳からイクワタ峠へ向かう稜線上を歩くNannerlさん
やや左奥正面にどっしりと見えるのが蛇谷ヶ峰
 
今朝4時起きで奥比良縦走に行ってきました。いつもは単独行や家内との山歩きが多いですが今回は職場の同僚Nannerlさんと出かけました。高山帯を手軽に歩ける季節が終わり、〆に「思いっ切り山を歩きたい」とのことでかねてから狙っていた奥比良縦走へと出かけたのでありました。
 
朽木のてんくうにそれぞれの車で6時ころ集合(2台)。Nannerlさんの車はてんくうにデポし私の車で2人坊村へ向かいました。
 
坊村トイレ前を6:28にスタート、武奈ヶ岳-釣瓶岳-地蔵峠-蛇谷ヶ峰と歩き、朽木のてんくう駐車場に11:52に到着しました。昭文社の山と高原地図の標準タイムが9時間55分であるのに対して5時間24分(54%)とかなり速かったのはNannerlさんが引っ張ってくれたおかげです。私のペースで歩いていたら6時間以上はかかっていたでしょう。
 
朝一番坊村からの登り始めに「先に歩いてください、たぶん(Nannerlさんのペースに)ついていけると思うから」と言ったもののNannerlさんがガンガン行く行く!特に登りのペースは半端ではありません。武奈ヶ岳の登りは多少余裕があったものの最後の蛇谷ヶ峰の急登はいっぱいいっぱいでありました。
 
天候が今一つだったのもありますが登りでは写真を取っていて少しでも離されると追いつくのが大変で下りや道標の写真が中心となりました。
 
心配していたササ峠~ボボフダ峠(須川峠)間も要所要所にトラロープやテープなどの目印があり迷うことはありませんでした。ハンディGPSも宝の持ちぐされ。
地蔵峠のトラロープと目印のテープ(白に青)

下山後てんくうで汗を流したあと、Nannerlさんに坊村の駐車場まで送ってもらいステージアで自宅にたどり着いたのは14時頃でした。
 
 西南陵から武奈ヶ岳は雲の中
 
 紅葉と落ち葉
本当はもっときれいでしたがうまく撮り切れませんでした
 
 蛇谷ヶ峰山頂
釣瓶岳以北は晴れでした
 
蛇谷ヶ峰からの下り
この木道 傾いています。また濡れていてよく滑ります。
結構怖かった
 
コースタイム
坊村トイレ前                                      6:28
御殿山                                               7:45
武奈ヶ岳                                            8:13-8:17
釣瓶岳                                               8:51
イクワタ峠                                          9:08
ササ峠                                               9:25
地蔵山                                               9:38
ヨコタニ峠                                          9:58
アラ谷峠                                            10:08
ボボフダ峠(須川峠)                        10:16
蛇谷ヶ峰                                           10:55-11:00
てんくう                                             11:52
 
GPSデータ
沿面距離                                   16.43km
累積標高差                              +1616m
                                                  -1634m
所要時間                                  5時間24分

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2014年10月13日月曜日

京都西山縦走(天王山から老ノ坂)

天王山の登り口
 
北アルプスの紅葉も終盤となり、高山帯を気軽に歩ける季節に終わりがやってきました。先週に引き続き台風が日本列島を直撃し遠出も出来そうになかったので近場で足腰のトレーニングがてら京都西山(天王山-ポンポン山-小塩山-老ノ坂峠)を縦走してきました。

三連休初日(10月11日)の朝、家内が子供をJRのもよりの駅まで送って(通学のため)行く車に便乗し、JR利用で山崎駅下車。縦走を開始しました。

JR山崎駅。のどかなローカル線の駅舎のような雰囲気です。
 
JR山崎をでてJRの線路を西北西へ向け歩くとすぐに踏切があり、この踏切を北へ渡ると先程の
「天王山登り口」の道標が見えてきます。そのまま道なりに歩いていくと舗装路から天王山の登山口が現れます。
天王山登山口
 
フェンス沿いの登山道を登っていきます。青木葉広場、酒解神社とすぎて半時間ほど歩くと天王山の山頂に到着します。歴史街道として非常に良く整備された道で山崎の合戦前後の歴史物語が表示してあります。人気のハイキングコースのようで数人の方とすれ違い、また追い越していきました。
天王山山頂
 
天王山山頂からは柳谷観音を目指します。道標があちこちに設置され道迷いの心配はまずありません。浄土谷を過ぎしばらく行くと府道79号線(柳谷道)へとでて柳谷観音まで舗装路を歩きます。柳谷観音の第二駐車場から釈迦岳へ直接登る道があるようですが取り付きが分からず(フェンスで立ち入り禁止となっている)ひとまず柳谷観音でトイレ休憩。
 


柳谷観音
 
釈迦岳への登り口が分からないためこのまま柳谷道を歩きます。舗装路の登りが続きます。車が数台すれ違いましたがハイカーの姿は全くなく夏場は照り返しが暑そうで7月-9月には歩きたくないコースです。ゴルフ場、キャンプ場、早尾神社と過ぎると釈迦岳への分岐の道標がありその矢印に従って右折します。
 

釈迦岳分岐の道標
 
道標を右折し、道なりに行くと
 
通行止めの看板
 
通行止めの看板とクサリがあります。乗り越えて進みます。しばらくは谷沿いの道を歩きます。
ポンポン山を示す道標
 
ポンポン山を示す道標がありここから尾根筋へ取り付きます。しばしの急登を行くと尾根の鞍部の十字路にでます。十字路でお二方が休憩しておられました。ここを右折し尾根筋をまっすぐ行くと釈迦岳の山頂につきます。
 
釈迦岳山頂
 
釈迦岳山頂では写真だけをとりポンポン山へと歩きます。ポンポン山山頂はいつものように賑わっています。山頂の写真を取りましたがどうしても人が写りこみ今回は山頂の写真はパス。大勢のハイカー横目に西尾根を下ります。
 
西尾根を5-10分ほど下ると大原野森林公園の敷地に入ります。リョウブの丘と名づけられたその場所には大きめのベンチいくつか設置してありここで昼食休憩を取ります。ポンポン山山頂は多少視界が開けそこそこの景色が見られますが人が多く落ち着きません。その点リョウブの丘は景色は良くないものの穴場でゆっくりと食事が取れます。
 
食事のあとは西尾根を下り大原野森林公園の森の案内所まで行き、またここでトイレ休憩。最近家内と山歩きに出かけるのでトイレのあるポイントは要チェック。柳谷観音のトイレ同様、きれいなトイレでした。
小塩山への登り口
 
森の案内所から府道733号線を隔てて向かいに小塩山への登り口があります。国土地理院の地図にはこの道の記載はありませんが関電の鉄塔保守用の道でしょうか、非常によく整備された道です。
ちなみに外畑から小塩山への道が国土地理院の地図に記載されていますが今年夏場に歩いたところ鹿避けのフェンスがあちこちに張りめぐらしてあって歩くことが出来ませんでした。小塩山からも外畑への道はテープがところどころにあるものの踏み跡も薄くほとんど使われていないような印象でした。
小塩山山頂の淳和天皇陵入り口
 
小塩山から大暑山を経由して西山団地の南のグランドまではいつも歩く慣れた道。今回はグランドから西山山荘へは降りず老ノ坂を目指します。
西山団地を横断(縦断?)し、北のグランド横のNTT中継所の保守道へ進みます。ここには下の写真のようにフェンスが閉ざされていますがここを通り過ぎないと老ノ坂へは行けません。
 
NTT中継所のフェンス
 
フェンスを乗り越えてススキの生い茂る道を進みます。しばらくすると中継所の建物が現れます。
 

NTT大枝山中継所
 
老ノ坂へはこの建物のフェンスを右に進みます。ここまでくれば小さな「看板」がいくつも設置してあり首塚明神まで導いてくれます。この道も国土地理院の地図には記載がなく「看板」と踏み跡のみが頼りになります。
老ノ坂から西山団地(大枝山)への登り口
 
西山団地(大枝山)から降りてくるとこの門に出てきます。逆に老ノ坂から西山団地へ登る際にはこの門を通過しなければなりません。門の横に小さな「看板」が設置してあります。上の写真では左の木につるしてあるのが写っています。
 
従是東山城國
 
登り口の横にある道標。何世紀この地にあるのでしょうか?
 
京阪京都交通 老ノ坂峠バス停
 
国道9号線の歩道橋を渡り目的のバス停に到着です。1時間に2本しかバスがありませんので通常はこちらをスタートにされる方が多いようです。今回はたまたまバス停到着ご数分でバスがきました。自宅最寄のバス停でおり15時過ぎには自宅にたどり着きました。
 
コースタイム

7:36       JR山崎駅
8:26       天王山山頂
9:26-9:37    柳谷観音
10:15      釈迦岳分岐道標
11:07      釈迦岳
11:29      ポンポン山
11:40-12:01  リョウブの丘
12:35-12:41  森の案内所
13:20-13:29  小塩山山頂
14:02      西山団地(南のグランド)
14:22      NTT大枝山中継所
14:39      従是東山城國
14:52      老ノ坂峠バス停

GPSデータ
沿面距離     23.2km
累積標高差   +1355m
           -1156m
所要時間     7時間16分

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