2015年6月28日日曜日

小塩山から外畑への道

写真は外畑の壁(獣害予防柵)

今日1か月半ぶりに山歩きに出かけてきました。ここ数週にわたり週末の天気が安定しなかったことと、また2週間かけて自宅の庭木の剪定のため土日がつぶれたためです。

朝8時45分に自宅を出るときには小雨交じりの雲の多い天気でしたがしばらく山歩きをできていなかったため多少の降雨には目をつぶって出かけることにしました。

自宅から北春日町経由で小塩山(京都西山)に登り、大原野森林公園を経由せず、小塩山から直接外畑(とのはた)へ下りました。

国土地理院の地図には小塩山から西方向へは外畑への道(登山道)が記載されています。昨年7月に小塩山から大原野森林公園へ下って林道を外畑まで歩き、そこから小塩山へ登るべくその道を探してみたのですが、獣害予防柵が張り巡らされており外畑から直接小塩山へは登る事が出来ませんでした。

その逆に小塩山から外畑への下り口は道しるべこそありませんが、踏みあとやテープもあって取り付きははっきりしています。今日は以前から気になっていた小塩山から外畑への道を歩くことにしました。

小塩山、外畑周辺のGPSの軌跡

上の地図には昨年7月と今日のGPS軌跡を載せてあります。外畑町から4方にのびた軌跡は昨年7月に小塩山への登り口を探しさまよった跡。小塩山から外畑への軌跡は今日のものです。一見二つの軌跡は繋がっているように見えますが、よくみると二つの軌跡にはすきまがあります。ここに外畑の壁(トップの写真)が張り巡らされています。

今日もこの電気柵まで行きましたが簡単に開け閉めできるような構造ではなく、その電気柵からもと来た道を引き返し再び小塩山へと戻りました。小塩山の御陵まで歩き小休止。いつものようにもと来た道を小走りに下り、自宅に帰ったのは12時15分でした。

ちなみに外畑町は京都市西京区大原野であるのですが、ここの小学生は大原野小学校へかようのでなく、大阪府高槻市の樫田小学校へ通うそうです。

2015年6月14日日曜日

Mobile PERSEUS

 バッテリー駆動としたPERSEUS、FLG100とノートPC

PERSEUSを完全バッテリー駆動で運用すべくセットを検討してみました。

アンテナをビバレージやロングワイヤーなどのpassiveワイヤーとすれば電源の必要はありませんがコンパクトでかつ受信性能のいいもの、また可搬性の問題など考えてFLAGアンテナを採用しました(車での移動ならALA1530でもいいのですが電車やバスでの移動となるとちょっと・・・)。

FLAGアンテナも低い周波数帯で利得を得ようとするとある程度のサイズが必要となりますが、架設の手間やアンテナエレメントの軽量化のため今回はWellbrook Communications社のactiveタイプのアンテナFLG100を使いました。

ヘッドアンプの利得が18dB、作動周波数は100kHzから10MHzです。アンテナエレメント(ワイヤー)は別途準備します。

FLG100のヘッドアンプ(トランス+アンプ)と室内ユニット

バッテリー駆動とするために必要なDC電圧はPERSEUSが5V、FLG100は12Vです。ノートPCは内蔵バッテリーがあり必ずしも外部電源を必要とはしませんが、長時間(オーバーナイト)運用を考えれば内蔵の容量では心もとなく別途19Vを用意します。

3種類の電圧(5V、12V、19V)を1つのバッテリーで同時にまかなえないかとネットで調べた結果、日本トラストテクノロジー社のMBU22000という商品が1台で3系統のDC電圧を同時に供給できるとのこと。さっそくネット通販で購入してみました。

日本トラストテクノロジー社 MBU22000

購入したMBU22000でMoblie PERSEUS運用のテストを行ってみました。

結果は3台(PC、PERSEUS、FLG100)を同時にMBU22000に接続するととてもノイジーになりDXどころではありません。AMローカル局を聞いていてもノイズが目立ちます。

いろいろと試してみるとPCからのノイズが電源ラインを通り、バッテリーを介してPERSEUSに回り込んでいるようでMBU22000からPCを取りはずとノイズはきれいにきえました。

MBU22000をPERSEUS、FLG100につないで、PCは内蔵バッテリー運用でも悪くはないのでしょうが、さきほども書いたように長時間の運用には問題があり、PERSEUSとアンテナ用に別途バッテリーを購入することとしました。

PERSEUS、FLG100と接続したベステク社のD28

ベステク社のD28を購入しました。2系統のDCを出力します。1系統は19/16/12V-3.5/3.5/2Aのうち1電圧、さらに1系統はUSB5Vの2.1Aを同時に出力してくれます。容量は13600mAh。先ほどのMBU22000とともに使用すれば外部から電源の供給がない状態でも一晩は楽に動いてくれそうです。ちなみに2つの電源(MBU22000とD28)の合計重量は約1kg(1080g)。車用の鉛電池と比べればかなり軽量化できます。