2016年8月21日日曜日

仙丈ヶ岳登山(2016年8月20日)

8月19日 伊那のホテルから見た鋸岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳

2016年8月20日に南アルプスの仙丈ケ岳に登るべくここ1週間ほど天気予報とにらめっこしていました。

週前半は台風7号の進路予測が更新されるたびに「晴」「雨」の予報がころころと変わり、また7号がオホーツク海に抜けた後も太平洋北西部に3つの熱帯低気圧がありそのいづれもが台風へと発達しそうな勢いで全く先が読めません。

それでも19日午前の予報では8月20日の仙丈ヶ岳の天気はなんとかもちそうな感じ。朝から荷物をまとめ13時30分ころ家内と二人で自宅を出発しました。

京都縦貫道、京滋バイパス、名神、中央道と走り伊那ICを降りたのは17時ころでした。伊那市のホテルにチェエクインし最新の天気予報(17:30更新)を見てみると、明日は中部地方の山岳地で雨風が強まりそうで登山には適さないとの予報。さらに20:30の更新情報でも同じく雨風強くダメそう。

せっかくここまで来たのに・・・近くの山で天気がもちそうな所はないかと八ヶ岳や中央アルプスの予報を見てみましたが同じくダメ。しかたなく明日朝4時の時点でも雨の予報だったら登山はあきらめて観光地を回って帰ろうと岐阜城(金華山)の情報を集め、TVで「ゴーストバスターズ」を見て23時ころには眠りました。

翌朝4時に目を覚ましGPV天気予報を見てみるも昨晩の状況と全く変わりなし、その後30分ほどあちこちの天気予報サイトを見て回ったものの登山には適さない天候とのこと。

あ~やっぱりダメか~とカーテンをめくり仙丈ケ岳を見てみると、星空のもとくっきりと山並みが見えるではありませんか!えーどうなってんの!こんなことなら一番に窓の外を見ればよかった!

こうなったら行くしかありません。最悪北沢峠までいって天候が悪化するようならすぐに引き返せばいいやーと慌てて身支度をして5時30分頃チェックアウト。仙流荘を目指します。ホテルを出て40分弱でバス停の駐車場に着きました。空はほぼ晴天の青空。

 南アルプス林道バス 仙流荘バス停
 
バスも運行しているようでうす(昨日;8月19日はがけ崩れのため始発から運休していたとのこと、懸命の作業により復旧していました)。往復の乗車券、荷物券を購入し6時10分ころのバスに乗り込みました。

バス乗車中も天気は良く中央アルプスや北アルプスの山々を眺めることができました。また間近でみる鋸岳も迫力満点。鹿窓ルンゼが見えています。

 南アルプス林道から見た仙丈ケ岳
山頂付近にゴーストバスターズに出てきそうな嫌な感じの雲がかかっています
 中央アルプスの山々
 北アルプス;笠ヶ岳、穂高連峰、槍ヶ岳
 ド迫力の鋸岳 拡大していただくと鹿の窓が見えます
 
7時過ぎに北沢峠に到着。林道でバスに揺れれている間はあれほどよかった天気もその後はどんどん雲が湧いてきて北沢峠はすっかりガスに覆われています。風も強めですが幸いまだ雨は降っていません。
 北沢峠の登山口
 
基本的に雨の登山は避けたいのですが行けるところまで行くことにします。雨風が強まったとしても樹林帯の間はそれほど風も問題ないでしょうし稜線上で横殴りの風雨の場合、最悪大滝の頭あるいは小仙丈ケ岳で引き返すのもありかと。

2合目ではまだ雨に降られていませんでしたが5合目(大滝の頭)の手前で雨粒が大きくなり雨具を装着しました。カメラもザックの中へ。視界はほとんどなく50-100mほど。

登山道も雨で濡れていましたがさほど危険な個所もなくガスのなかひたすら足元を見て登ること約3時間で仙丈ケ岳山頂(10時17分)に着きました。視界に入るの山頂標識と雨具を身にまとった数人の登山者のみ。残念。
雨の仙丈ケ岳山頂
山頂で水分補給としばしの休憩。10時26分に山頂を出発し仙丈小屋、馬ノ瀬ヒュッテから大滝の頭を経て12時40分に北沢峠へと下山しました。



GPSデータ
沿面距離     10.1km
累積標高差    1293m
時間        5時間30分

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2016年8月11日木曜日

DJ-P24LとDJ-P221L

ALINCOのDJ-P24LとDJ-P221L

先日開催された第88回北陸RCにチェックインすべく特定小電力トランシーバーを購入しました。

特小は全く未知の世界。北陸RCでお世話になっているきょうとKP127局にお伺いをたてたところアルインコのDJ-P24LもしくはDJ-P222Lを推奨くださいました。

早速Amazonで”DJ-P222L”と入力して検索。画面に上がった中で一番安いものを注文しました。

翌日には荷物が届き、いざ開封。とてもコンパクトなハンディー機が出てきました。ふむふむ。なるほど単三1本で運用できるのか~、すごいな~10mWだからねぇ~と感心していてふとトランシーバーの型番をみると  ”DJ-P221”  とあるではありませんか!

やっちまったぜぇー

型番をしっかりと確認せずに注文していたのでありました。

まがりなりにもしっかりしたメーカー製のもの、気を取り直して比良山(権現山)が直視できるロケに移動し比良山RPT経由でCQを出してみました。

CQを出してですぐにコールバック。しかしシグナルはそこそこいいのですがとても了解度が悪くM2程度。スケルチがどうも不安定でしっかりと開かないような印象です。途切れ途切れでまとまった音になりません。その後数回のやりとりでシガYY0101局と確認。スケルチを切れればなんとかなったのかもしれないのですが購入すぐでマニュアルも手元になくそれ以上はなんともなりませんでした。

自宅へ帰りネットで調べてみるとこのDJ-P221Lはどうもデフォルトのトーンスケルチの設定が良くないようです。ネット上の情報をもとにトーンスケルチの設定を変更しようとしてみたもののネットで書かれているものとはロットが違うようでトーン受信設定(tn)が nol/SP ではなく 1から5 の段階表示のものでした。

うーんどうしよう・・・・  と約30秒悩んだもののDJ-P222Lを注文するのもしゃくなのでDJ-P24Lを買っちゃえーとAmazonに発注したのでありました。今度は品番をしっかりと確かめて注文しました(当たり前だろ)。

DJ-P24Lが届いたのは8月6日(土)のお昼過ぎ。再び昨日のロケで比良山RPT経由でCQを出すとすぐに応答あり。ところがこれまた昨日と同じでシグナルは強いもののM2。何回かのやりとりで音羽山移動のシガMM520局と確認。

これ(DJ-P24L)もだめか~とため息をついているところシガYY0101局が「MM520局マイク近すぎて全部飛んでるよ~」と。その後はM5で了解できるようになりました。

一端帰宅し夕食を済ませ20時前に自宅を出て昼間のロケへ移動。ようやく第88回北陸RCにたどり着きました。始めはICB-87Rでワッチするも世屋高原はおろか六甲山も入感なし。その後特小でもワッチしてみますが全くおとさたなし。蒸し暑いは虫はいるはで21時に一時撤収。

22時に再び出陣しましたがCBの時間は過ぎていて特小一本で聞いてみますが比良山RPTは静かなものでした。結局北陸RCにはチェックインできず22時半ころに帰宅しました。

翌日のKP127局のブログではYY0101局、MM520局ともにチェックインされていました。タイミングさえ合えばつながりそうで次回のRCに期待するところです。

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