2017年10月15日日曜日

武奈ヶ岳登山(2017年10月8日:追憶の比良スキー場)

 
 2017年10月8日(日)に比良山系の武奈ヶ岳に登ってきました。

前日の雨が一転し、朝から晴れの天候のなか自宅を7時過ぎに出発しました。京都南ICから京都東ICまで名神高速を利用し、山科から湖西道路に入り比良ランプでおりました。
湖西道路の一部では霧で覆われたもののイン谷口まで来ると山腹に霧がかかるものの青空ものぞけます。

身支度を整え8時20分に歩き始めました。
 大山口

大山口までは林道(作業道)を歩いていきます。大山口の分岐はそのまま直進し正面谷の川沿いの登山道を進みます。
小さな滝を渡る
 青ガレ

正面谷の川に沿って登っていくと小さな滝につきあたります。滝を渡ってその横の青ガレに取り付きます。青ガレは左端を登りその後も金糞峠にむけ谷を登っていきます。
 金糞峠
 
金糞峠からキヨトウゲ谷へ進み、中峠へは登らず小川を渡って(滑りそうな丸木橋がある)直接コヤマノ岳へと向かいます。キヨトウゲ谷からコヤマノ岳への支尾根に登って行くと奇妙な形をした芦生杉が出向かてくれます。

 芦生杉
 
支尾根をどんどんと登っていくとやがて芦生杉がブナ林へと変わっていき、登りもひと段落するとコヤマノ岳に到着です。
 コヤマノ分岐から武奈ヶ岳を望む

コヤマノ岳からコヤマノ分岐まで少し下り武奈ヶ岳へ向け最後の登りです。掘れた登山道を登って行き視界が開けると頂上まであと少し(今日のブログトップの写真)。
 武奈ヶ岳山頂(蛇谷ヶ峰方面を望む)

10時55分に武奈ヶ岳の山頂に到着しました。山頂でお昼休憩をとりました。

周りにはたくさんの登山者がいたのですが、少なからずの人がカップ麺を食べておられたのが印象的でした。

山頂からコヤマノ分岐、コヤマノ岳を経て比良スキー場跡(パノラマコース)を八雲ヶ原へ下ります。八雲ヶ原から北比良峠へ向けさらにスキー場跡(八雲ゲレンデ)を登ります。


比良山スキー場は1961年?に開業され2004年まで営業されていました。

私が初めて比良山スキー場へ行ったのは確か1971年だったかなぁ
山麓から登行のシングルリフトで釈迦岳の中腹まで登り、そこからロープウエイに乗り換えて北比良峠まで行きます。

ロープウェイの山頂(北比良峠)から八雲ヶ原へ少し下ったところに比良ロッジがありそこでカレーを食べた思い出があります。

さらに下っていくと八雲ゲレンデの上部に出ます。ここでスキーをはいて滑り出します。当時は八雲ゲレンデのシングルリフト1本のみ。八雲ヶ原には山小屋風の八雲ヒュッテがありました。

当時は一日に10本もリフトに乗れれば十分満足。11回分の回数券で丸一日滑るのが普通でした。

その後コヤマノ岳へのリフトが設置されたもののスキーブームの終焉、暖冬化などで2004年に閉鎖されることになったようでした。

 八雲ゲレンデから八雲ヶ原、コヤマノ岳

話は戻って山歩きの続きです。当初は北比良峠から釈迦岳、大津ワンゲル道で下山予定にしていたのですが、昨日の雨の影響ぬかるんでいたためダケ道を下ることにしました。
 北比良峠からコヤマノ岳と右奥に武奈ヶ岳

ダケ道は多少ゴロゴロしているものの歩きやすい道でした。その昔スキー場が営業されていた当初は登行リフト、ゴンドラを使わずこの道を歩いてスキー場にアプローチした人もあったとか。
カモシカ台
 
カモシカ台、大山口と通り駐車場に着いたのは13時20分でした。次に来るときは大津ワンゲル道を歩いてみたいです。

GPSデータ
時間: 5時間7分
沿面距離: 11.15km
累積標高差:1087m

 

2017年10月14日土曜日

北米中波受信Log(2017年10月9日)

先週から北米中波の記録をはじめました。

およそ半年ぶりにPERSEUSで中波帯トローリングをしてみました。

夕方からPRSでセットしたもののうまく作動してくれず、結局以前使っていたFC Record Timerを取り出してきて23時のみ記録できました。

解析作業はまだ感がもどってないのでぼちぼちと行っていきます。

2017年10月9日(月、祝)の受信ログ
23:00
 1540 Un-ID KO 22332
 1600 KVRI(Blaine, WA) EN 22332 ID
 1650 KFOX(Torrance,CA) KO 24332 ID
 1680 KGED(Fresno, CA) EN 25332 ID
 1690 KFSG(Roseville,CA) EN 34232 ID
 PERSEUS + ALA1530LNP

2017年9月10日日曜日

赤岳-横岳-硫黄岳日帰り縦走

写真は2017年9月9日の赤岳山頂のワンショット

しばらくご無沙汰しておりました。今年6月以降身辺整理のため無線機器を売り払うのが忙しくブログの更新を滞っておりました。最近ひと段落し昨日久しぶりに山登りに行ってきました。

2017年9月8日(金)に半日有給休暇をとり、家内とともに13時半頃自宅を出発。京都縦貫道、京滋バイパス、名神、中央道と走り諏訪南ICで降りて18時過ぎ美濃戸口に到着しました。

八ヶ岳山荘の向かいにある宿泊のできるレストランで前泊しました。夕食、入浴をすまして22時ころに入眠しました。

 yatsugatake J&N この写真の中にワンちゃんもいます。
 
9月9日(土)は午前4時に起床。朝食をとり身支度をして4時45分頃yatsugatake J&Nを出発、美濃戸の赤岳山荘駐車場には5時ころ到着。5時15分に登山を開始しました。

 美濃戸(赤岳山荘)駐車場に駐車している我が家のN-ONE。
 
5時15分はまだ夜明け前ですがあたりはほんのりと明るくヘッドライトは使用せず歩き始めました。南沢の沢沿いの登山道に入ると薄暗いですが時間とともに明るくなっていきました。

 行者小屋

行者小屋には7時20分に到着。水分をしっかりととり約5分の休憩後そうそうに出発しました。

文三郎尾根から赤岳を目指します。文三郎尾根名物の階段をひたすら登って行き8時18分に阿弥陀岳からの稜線上にでました。ここで小休止。風があり肌寒いためウインドブレーカーを着て歩き出しました。
 赤岳山頂直下の鎖場

山頂直下の鎖場も大した渋滞もなく登っていき、8時50分に赤岳山頂に到着しました。山頂から東方向は雲が多く期待していた富士山を拝むことはできなかったものの西方向は雲も少なく青空が広がっていました。
 赤岳の山頂標識
 赤岳山頂から横岳、硫黄岳を望む

山頂、赤岳頂上小屋で軽く休憩し9時に展望荘へ下りはじめました。赤岳展望荘でさらにトイレ休憩(9時22分-9時32分)し横岳にむけ出発。
 地蔵の頭のお地蔵さん(くまもんのスカーフです)
 赤岳(二十三夜峰あたりから)
 
手足を使い鎖場、ハシゴを登ったり下ったりし横岳、奥ノ院を10時20分ごろに通過しました。多少高度感はあるものの足場もしっかりしており、楽しく歩けます。
 奥ノ院
 
奥ノ院の鎖場、ハシゴを降りたところで昼食休憩(10時40分-10時56分)としました。休憩後ここからは気持ちのいい稜線を下っていきます。
 
硫黄岳山荘を11時16分に通過し、居並ぶケルンを横目にみながら重い足を引きずり硫黄岳への登り返し。結構つらいです。硫黄岳には11時40分に着きました。
 
爆裂火口は迫力満点。
 硫黄岳の爆裂火口
 硫黄岳から阿弥陀岳、赤岳、横岳の眺め

硫黄岳では休憩せずそのまま赤岩の頭へ向け下山開始。赤岩の頭から振り返る硫黄岳はこの縦走路で最もお気に入りのスポットです。
 赤岩の頭から硫黄岳

赤岩の頭から下りだすとすぐに樹林帯に入ります。登山道の傍らには草花に混じってディズニーのアニメに出てきそうなキノコが生えています。
 テングタケ?

さらに下っていくと赤岳鉱泉に到着しました(12時50分)。ここでもトイレ休憩し13時5分に出発。
赤岳鉱泉から横岳を望む

赤岳鉱泉からは北沢の沢沿いに歩き、えん堤広場を13時50分に通過し14時20分に美濃戸(赤岳山荘)駐車場にたどり着きました。

ここから約5時間かけ京都の自宅へ帰りました。

天候に恵まれとても楽しい1日でした。富士山を見れなかったのが多少心残りでしたが、諏訪湖や北八ヶ岳の山々の眺めもとてもきれいでここしばらくのうっぷんが一挙に晴れた思いでした。



GPSデータ
沿面距離   17.081km
累積標高差  1615m
時間      9時間5分

2017年5月5日金曜日

金胎寺行場

金胎寺の行場
今日(2017年5月5日)京都府の南部、鷲峰山(じゅうぶさん)にある金胎寺の行場に行ってきました。

自宅を9:30に出発、京都縦貫道、京滋バイパス、第二京阪、先日開通(2017年4月30日)した新名神、京奈和道と通って田辺西ICでおり、国道307号、府道62号と走り10:35に金胎寺入口に到着しました。

身支度をして10:45ごろ出発。金胎寺の寺務所までゆっくりと歩き、寺務所で300円を奉納し、10:55ころ行場へと向かいました。
 
寺務所から迎え行者までは尾根筋を歩きます。傾斜もゆるく道幅もしっかりとした山道です。このあたりは全くの余裕。
寺務所から行場への山道
 
迎へ行者からやや傾斜が急になり行者の辻へと向かいます。それでもまだ余裕のハイキングコース。

迎へ行者
 
迎へ行者からさらに尾根筋を行くと行者の辻に着きました。現在11:08分。ここで道が2つに分かれます。行場は一方通行となっており一方は東覗方面へ下る道、もう一方は蟻の戸渡りから登ってくる道。
行場の辻

行場の辻からが本格的な行場の始まりです。斜度がさらに急になった山道をフォールラインに沿って下っていくと東覗の看板が現れます。ここからは右方向へトラバース。西覗で今度は左へトラバースとなります。
東覗(今回は余裕がなく覗けなかった)

西覗を過ぎ鎖、ロープ場を下ってしばらく行くと胎内潜の看板が現れます。しばし登ります。
胎内潜への登り
胎内潜を潜りおえた奥様

胎内潜を過ぎると手水の滝、五光の滝が迎えてくれます。これらの滝を通過するところがこのルートの最低標高点。
手水の滝
五光の滝
 
護摩壇からはひたすら岩登りです。常緑広葉樹が葉っぱを落とす時期で落ち葉が多く結構滑ります。要注意。
護摩壇
 
護摩壇からしばらく登ると一枚岩の鐘掛が現れます。垂直に近い登りで鎖があり迂回路もありますがそのまま登ります。
鐘掛
小鐘掛
 
鐘掛からさらに登ると小鐘掛の看板がありますがこのあたりが一番高度感もあり緊張感も高ったです。
平等岩

かつては平等岩も直登用のクサリがあったようですが今では撤去されていて迂回路を登ります。
最後の登り

最後の登りを上がって行場の辻に戻ったのが12:20でした。ここで年配のカップルが休憩しておられました。ここまで2時間以上かかったとか。
無料休憩所
 
寺務所へ戻り無料休憩所へ入ります。カップラーメンが200円で売られていましたが、今回は買わず「日本茶800年の歴史散歩」というパンフレットを頂戴して金胎寺を後にしました。
 
行場を楽しみに出かけたのですが、当初は侮っていたのですが実際に歩き出すとかなり手ごわかったです。高度感はさほどないものの岩登りの難易度はそこそこで西穂高岳よりむつかしく感じました。
 
岩場では落ち葉や土などがあり滑りやすく、日本アルプスの岩場ようなドライな感じの岩場とは別物です。1時間半ほどの岩遊びでしたがかなり足にきました。

2017年4月23日日曜日

鯛の料理いろいろ

 タイ茶漬け

60cmオーバーの真鯛2枚を月曜日から金曜日まで毎日食べ続けようやく食べつくすことができました。

刺身に始まり、塩焼き、アラ炊き、ムニエル、みそ焼き、鯛めし、タイ茶漬け、お吸い物、タイの子の炊いたんと手を変え品を変えいろいろと食べてみましたが子供の評判が良かったのがタイ茶漬け。

タイの切り身を醤油、みりん、すりごまで一晩漬け込み、翌日ごはんの上にのせワサビを少し加え出汁をかけると出来上がり。写真にはないですが海苔を散らすと風味うまみが加わり良かったとのこと。

鯛のみそ焼き

私としてはみそ焼きがよかったですが、しばらくは鯛は見たくないです(笑)。

2017年4月22日土曜日

カタクリの花(2017年4月22日小塩山)

京都西山(小塩山)炭の谷カタクリの花

今年もまたカタクリの花を見に行ってきました。

いつもの年は自宅周辺の桜が散る頃が小塩山のカタクリが満開のタイミングなのですが、自宅周辺はすでに葉桜。ちょっと遅いかなぁと思いながらも山に登ってみるとカタクリの花を見ることができました。

炭の谷のカタクリの一部はすでに実が大きくなっているものもあり、ピークは過ぎていた感はありましたがまだまだ花はあちこちに咲いていて十分に楽しむことが出来ました。

2017年4月17日月曜日

経ヶ岬通信所とタイ釣り

写真は間人沖からみた経ヶ岬通信所
岳山(経ヶ岬)山頂に米軍、自衛隊のレーダー施設が並ぶ

北朝鮮の度重なるミサイル発射、核実験を受けて米国が北太平洋艦隊を朝鮮半島周辺海域へ派遣し、また北の将軍様のさらなる過激な発言も加わって朝鮮半島のみならず日本も弾道ミサイル被害を受ける可能性ができました。

このミサイル攻撃に対して昨年米国はミサイルを撃ち落とす戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国への配備を表明し、今年3月にはミサイルそのものもすでに韓国に到着したのだとか。

THAADの運用に際しては弾道ミサイルを捕捉するためのレーダーが必要で、そのレーダーはXバンドフェーズドアレイレーダーと言われ高速、高高度の対象をとらえるために非常に強力な探査能力があるそうです。

この強力なレーダーを韓国に配備され、ふところを探られるの嫌った中国、ロシアが韓国、米国を激しく非難しています。特に中国は韓国への嫌がらせをエスカレートさせ、それに関したニュースも皆さんもよく耳にしたことかと。

日本にはTHAADそのものは配備されていないものの米軍のXバンドレーダーが2か所に設置されていて一つは青森県、もう一つが京都の丹後半島経ヶ岬にあるんですね。

今回丹後半島の間人(たいざ)まで出かける予定があったので今話題の経ヶ岬通信所(Xバンドレーダー)を写真におさめてきました。


閑話休題


2017年4月16日船釣りに出かけてきました。下の写真は間人漁港から朝出港する際に撮影したもの。職場の同僚からお声をかけていただき、二人ともに知人の漁師さんの船に乗せていただきました。
間人漁港から出港
 
出港して1時間もたたないところで船長さんがヒット。水深90mから約15分かけて釣り上げたのは70cmをこえる大鯛でした。さらにその後には70-80cmはあろうかという立派なスズキも獲得。
70cmオーバーの真鯛、翌日のセリに出すのだとか

同僚にもその後いくつかあたりがあり、ホウボウ4匹、チダイ1枚、真鯛1枚を上げたのですが、私の竿には朝から午後3時まであたりは3度だけ。いずれも食いが浅く乗ってきません。

背水の陣で最後のスポットへ移動。船長さんの判断で少し深めを探ることに…これがぴたりとはまり最後30分ほどで私の竿にもあたりがあり真鯛が続けて2枚上がりました。

朝8時の出港から8時間が過ぎそろそろ潮時と4時過ぎに撤収、港へ4時半に帰港しました。
昨日の釣果
60cmオーバーの真鯛が2枚
(実はこのうち1枚は35cm程度だったんですが、船長さんが大きいのを持って帰れと)
GPSの軌跡 いずれの真鯛も水深100m前後で釣れました。
 
※間人沖で釣りをしていた2017年4月16日に北朝鮮は新たにミサイル1発を発射したものの失敗に終わったとの報道がありました。また北朝鮮は3月6日のミサイル発射の際には在日米軍基地の攻撃を担う部隊が参加したなどと発表しており、経ヶ岬レーダー施設も北朝鮮のミサイルの的となっている可能性も否定できません。ニュースを聞いて嫌な汗をかきました。

2017年4月2日日曜日

志賀高原春スキー

 志賀高原タンネの森

2017年3月29日(水)の午後から有給休暇をいただき春スキーに出かけてきました。3月29日は午後0時半に京都を出発、名神、中央道、長野道、上信越道と走り夕方18時過ぎに志賀高原のホテルに到着しました。

ホテルの方いわく前日の3月28日までは冬型でかなりの積雪があったとか、3月29日はとても3月下旬とは思えないような雪質だったそうです。翌日からのスキーが楽しみです。

3月30日は朝から晴天で滑り始めこそ少し硬いバーンでしたがその後気温も上がりかなりいいコンディションとなりました。関西のスキー場の1月下旬から2月上旬の状態で標高1900m以上では雪を踏むと「キュッキュッ」と鳴るような粉雪でした。

 タンネの森のリフトを降りたところから
 寺子屋から東館山その奥に妙高山
 高天原から妙高山
焼額山から一ノ瀬、高天原、横手山