2014年8月30日土曜日

白山日帰り登山(お池めぐりと砂防新道ピストン)

写真は白山山頂(御前峰2702m)から火口湖と大汝峰を撮影したもの。昨日日帰りで白山に登ってきました。全体的に雲の多い1日でしたが雨にも降られず高山帯の雰囲気を十分に楽しんできました。

日帰りとは言うものの、前日夕(8月28日19時30分)に京都を出発、登山口の市ノ瀬ビジターセンター前の駐車場(22時50分着)で車中前泊しました(M35ステージアの後部座席をフラットにして布団をひいた)。

何台かの駐車車輌がありましたが直接別当出合駐車場まで行かれる方も多いようで、私たち夫婦が8月28日市ノ瀬駐車場の最後の到着組だったようです。

市ノ瀬の星空はとてもすばらしく、車の運転で高ぶった気分とあいまってほとんど眠ることが出来ず翌日5時前の夜明けを向かえました。下図は夜明けの市ノ瀬ビジターセンター。


8月29日朝、市ノ瀬の駐車場で弁当、パン、インスタント味噌汁の朝食をとった後、身支度を整え別当出合駐車場まで移動します。昨日は交通規制は解除されており車でそのまま別当出合へ向かいました。

別当出合の駐車場は別当出合から別当谷に少し下った場所にあります。別当出合までは標高差50-60m、距離約300-400mを余計に歩かなければなりません。またこの駐車場にはトイレがないため女性がメンバーにいる場合の車中泊には不便です。
上の写真は別当出合駐車場からの登山口を撮影したもの。6時22分登山開始です。体も頭も寝ぼけたままなのでやけにゆっくりとしか進めません。6時31分別当出合着。登山届け提出とトイレを済まし6時36分再出発しました。
 別当出合登山口
別当出合吊橋を渡る我が家の奥様
 
吊橋を渡り登山道を登っていきます。非常にきれいに整備された登山道で道迷いの心配は全くといっていいほどありません。

中飯場を7時13分に通過しそのまま甚之助非難小屋まで登りました。甚之助非難小屋は最近新築されたようで非難小屋としては非常に立派ないでたちでした。ここでしばし休憩をとりました(下図;8時18分-8時23分)。
 
その後もどんどんと高度を稼いでいきます。下の写真は標高2100m付近から十二曲がり、黒ボコ岩方面を撮影したものです。雲が多かったですが一部青空も覗けました。
 
黒ボコ岩を9時20分に通過、弥陀ヶ原を過ぎ室堂にたどり着いたのは9時42分でした。ここで水分補給とおやつ休憩、家内と二人でジャガビーを1パック食べました。

9時57分室堂ビジターセンターを出て白山山頂(御前峰)へ向かいます。下の写真は室堂から見た御前峰。このあたりは標高も2500m近くあり一面のハイマツと高山植物のお花畑。色とりどりの花が咲いています。
 
室堂を出発して約40分、10時34分に頂上に着きました。登ってきた室堂方面を見てみると室堂平と弥陀ヶ原が雲の上に浮かぶ島のよう。
下の写真は青空をバックにモクモクとした雲を眼下に見る御前峰(白山)山頂標識と三角点。

頂上で小休止(~10時43分)の後お池めぐりに出発。

山頂付近からみた火口湖群と大汝峰
白山 血の池
 火口湖の1つ、ふちの切れ込みから空に向かって水が流れ出しそう
室堂への帰り道から大汝峰を望む
 
11時52分に室堂に戻ってきました。ここでお昼ご飯。おにぎりと5個とジャガビー4パックを家内と分けて食べました。当初の計画ではお湯を沸かしカップめんを食べる予定でしたが、下りに思いのほか時間がかかることが判明。時間短縮のためカップめん計画は断念しました。
 
12時16分に室堂からの下山開始。黒ボコ岩12時33分-甚之助非難小屋13時13分-中飯場14時05分-別当出合14時36分-駐車場14時43分と無事下山しました。

別当出合駐車場を15時00分に出発、自宅にたどり着いたのは18時40分でした。

GPSデータ
累積標高差 1620m
沿面距離  16.1km