2013年3月7日木曜日

RF-1010


ナショナルのクーガー101(RF-1010)です。

当グログの記事のほとんどは過去に私が京滋ミーティングの会報"Jamming"に投稿したものをWeb用に手直しして掲載してきました。上の写真も「修理産業年間12兆円」の原稿用にRF-2200とともに撮影したものを使っています。

かつて1970年代後半から1980年代前半にかけてのBCLブームのときに、高島屋京都店にナショナルのショールームがありました。そこに展示してあったのはRF-2200、RF-2600、RF-2800、RJX-4800、RJX-610、RJX-661などなど。そのときに妙に気になる1台のラジオが・・・それがRF-1010Aだったのです。

RF-2200のように精密な機械式直読でなく、プロシードシリーズのようなデジタル直読でもない、アナログのスプレッドパネルがとても斬新に感じたのを憶えています。またメーカーは違いますが同じ理由でトリオのR-300も好きでしたねぇ。

私がこのRF-1010を購入したのは10数年前のネットオークション。RF-1010AではなくA無しの前期型です。使ってみて感じたのは音がいいこと。といってもオーディオマニアが求める「いい音」ではなく聞き疲れがしない優しい音、ホッとする音です。

シングルスーパーですが感度もまずまずで、バンドスプレッド方式のため短波帯の同調もそこそこの精度で読み取れます。ただし高いバンド(SW6 17.5-30MHz; 5uV/50mW)は感度も読み取り精度も低下して実用にはやや苦しいですが、それでもアナログスケールでダイアルをまわして放送局を探る楽しみは捨てがたいものがあります。

いまもこの記事を書きながらこのラジオで1179MBSの夜ラジを聞いています。

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