2019年10月22日火曜日

NRD-515メカフィル交換

NRD-515にコリンズのメカニカルフィルターを装着

こんにちは。今回は昨年12月以来のラジオネタです。

このところ時間があればNRD-515と9R-59Dで遊んでいます。9R-59Dについては以前に抵抗、コンデンサーを新しいものに置き換え、高周波増幅を6BA6→6DC6(R3:カソード抵抗もついでに調整)へ変更して以来非常に満足できる感度となっています。

NRD-515については昨年PLLの調整や国際電気のメカニカルフィルターのクリーニングを行い使い勝手はよくなったもののまだSSBの受信がしっくりときません。

特に国際のメカニカルフィルターMF-455-10AZの帯域が狭いこと、クリーニングを行った後もまだ損失が大きいためNRD-515のSSBの受信感度がAM受信と比較しても、また9R-59DのSSB受信と比較しても悪いのです。

このことにしびれを切らし、一昨日NRD-515のメカフィルを国際電気のものからコリンズのものに交換してみました(トップの写真)。

今回交換したコリンズのメカニカルフィルターはAR-7030に使用されている8素子の帯域2.5kHzのものです(MF2.5;526-8694-010)。

コリンズのメカフィルの入出力インピーダンスが2kΩなので、デフォルトの回路のマッチングトランスT10、T11を取り外し、MF2.5の入出力に直列に330μH、並列に4.7mHのインダクターを入れてマッチングを取りました。

一昨日の20時に作業を開始し22時半頃に作業終了。アンテナをつなぎスイッチオン。

早速3.5MHzのアマチュアバンドをワッチしますが、これが非常にいい!

損失はなくなり非常に明るい音になりました。現代のRXのSSBの受信音です。AM放送のサイドバンド受信も実用になるレベルです(ゼロインに多少手間取りますが・・・)。

そのうち受信音もアップ予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿