YAESUのFT-857と比べればひとまわり大きくなりますがICOMのIC-R75と比較すればひとまわり小さいです。別途電源が必要ですがこのサイズで200Wの出力は大きな魅力。受信機がてんこ盛りの我がシャックでは置き場なく非常にありがたいです。
電源にはALINCOのスイッチング方式の安定化電源DM-330MVを2台パラレルに接続しています。スイッチング電源のノイズを心配していましたが多少のノイズはあるもののNOISE OFFSETツマミをまわすことである程度は軽減出来ます。
受信性能はそこそこですが、
IFシフトは便利に出来ていてLSB、USBが同じように使用できます。どうゆうことかというとAM放送の1179kHzを受信していてUSBモードにして受信したとします。AMのSSB受信では高音が強調されてしまうためIFシフトを使用して多少高音を切って受信してみます。次にこのUSBでのIFシフトのままでLSBモードに変更すると・・・YAESUやICOMの受信機ではUSBでIFシフトで高音を切った状態でLSBへ変更すると低音が切れたシャリシャリした音になるのですがTS-480ではそのまま高音の切れた音になります。
「何が言いたいのかわからない!!」とおっしゃる方も多いでしょうが、YAESUやICOMの受信機ではUSBモードでIFシフトで高音を切った状態でLSBへ変更すると周波数のシフトはそのままであるため、低音が切れた高音が強調されたシャリシャリした音になります。ところがTS-480ではIFシフトでアッパーで周波数を低い方へずらしその後ロアーへモード変更したとしてもIFシフトは中心から逆の方向へ自動的にずらしてくれるのです。
HAMで使用する場合は周波数によってサイドバンドが決まってきますが、BCLでのSSBモードは混信を避けるためや了解度の向上を目的として使用するため、混信の少ないサイドバンドの方を選択します。このため同じ周波数でもUSBとLSBのそれぞれ両方を聞きくらべてみて了解度のいい方で聞くのです。
YAESUやICOMの受信機ではこの時にIFシフトがそれぞれのサイドバンドで強調される音域が違ってくるためその都度IFシフトを回さなければなりません。それに対してKENWOODの場合はIFシフトをその都度回す必要がないのです。
受信音はかつて所有していたR-1000と同じように中低音が持ち上がった柔らかい感じの音でローカルAM局一日中聞いていても疲れません。
非常に小さいながらもテンキーがあり周波数をダイレクト入力できますが、ボタンがあまりにも小さく、タッチも重いため「無いよりはまし」程度の印象です。
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AMモードでSSBフィルタの使用について訂正しました。
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