ソニーのCBトランシバーICB-87R
昨日京都のマルツパーツに出かけてきました。キョウトAA347さんのもとへ嫁入りしていた9R-59DSが不調とのことで先週引き取ってきて、その修理がてら手元にある59DSの2号機もデジタル化すべくパーツを買いに出かけたのでありました。
ケースやその他のパーツを集めてレジに行くと、レジカウンターの真下に「ICB-87R ジャンク品 4500円」と3台が売られているのが目に飛び込んできました。
非常に微妙な価格設定です。本当にジャンク品なら2000円くらいが適当な値段だと思いますが、それなりに動作するなら最低でも10000-15000円程度の価値はあるように感じたからです。
シリアルナンバーを見てみると3台のうち2台は続き番号、残る1台は100番程度若いものの3台は同じロットではないかと考えられました。
うーん ・・・これを買うかどうか・・・ 1時間半悩んだ末に結局続き番号のうちの1台を購入しました。
急いで自宅へ帰り動作チェック。電池を入れてスイッチON。・・・ノイズが聞こえてきました・・・受信部はどうやら生きている様子。
続いてNRD-545で27MHz帯を受信しICB-87Rの送信ボタンを押してみます・・・+60dBオーバー・・・マイクに向け話してみるとひずみながら自分の声が聞こえます。波もでているみたい。
完動品かどうかは別にして最低限の動作はしているようです。 これで4500円は安い!!! とキョウトAA347さんへ連絡すると「(残りの)2台とも買っといてください!!」とのこと。すでに帰宅して(一杯引っ掛けて)いるので今日は無理と返信。
一夜明けてキョウトAA347さんに連絡するも買いにいった様子がないので夕方になり再び寺町へと出かけてきました。
ドキドキしながら阪急の河原町から急ぎ足に藤井大丸横の出口を経て寺町通りへと向かい、コンビニの2階にあるマルツパーツへの階段を上がっていきました。店内に入りレジのもとへ一目散。
ありました!!! 残る2台はそのままで売られています。
今日は悩むことなくすぐに購入。これまた急いで帰宅して昨日にもまして綿密な動作チェックを行います。
至近距離でそれぞれ3台は交信可能。変調もしっかりとしています。1台を息子に預け、もう1台を持って近くの公園まで出かけます。住宅地で約200m離れての交信でもRS59、Sは+40オーバー!! 3台とも全てのチャンネルで同じように動作しています。やったー!!
27MHzのCB無線(市民無線)ですが免許不要で0.5Wの出力。市街地でも1-2kmは十分に届き、見通し距離なら数十kmも楽に飛びます。また夏場Eスポが出れば日本全国とも交信ができることから一部のマニアにはいまだに根強い人気ある無線機です。
残念ながら最後まで販売を続けてきたソニーもこのICB-87Rの販売を2006年8月で終了して現在は中古品が市場に出回るのみ。
ソニーのカタログ
2006年7月(上)にはICB-87Rの掲載はあるものの9月(下)にはカタログ落ち
今回久々に電子工作をすべくパーツを買いに出かけたのですが思わぬ出物にでくわし、また新たな分野へと足を踏み入れることとなりました。家内の視線が非常に痛いです。
連絡遅れました。ソニーのこの機種電源入ればほぼ動作品。CB無線機の動作確認の定義があいまいなので(市内200mの通話が59で出来れば0.5w出てます)お店もジャンク販売したのかと。EsですとS1以下のQSO以外、体外ピーク57位できますので、上記出力と変調がばっちりのれば1000kmは軽くこなせます。
返信削除ちなみに仕事が10時ころまでかかってましてぜんぜん動けません!
了解です。0.5W出ていると考えてよさそうとのこと。
返信削除ちなみにOADから始まるシリアルナンバーだったような?仕事にでており詳細は帰ってからですが、いわゆる後期品(十和田オーディオ製)かな?だとすると調整を追い込んでもらう必要があるのなかと。
OADは技適番号でした。シリアルナンバーは本文中のとおりで2台は続き番号、1台が100番ほど違いますがともに28000番台。
返信削除今朝のコメントがだぶっていたので1つは削除しました。