2016年7月9日土曜日

PLJ-6LED-A

写真はPLJ-6LED-AのGreenとRed

ここ何度か登場している中華カウンターです。
実は2個購入していました。写真では9R-59Dの局発から出力した信号を2分配してそれぞれのカウンターで表示しています。

ノイズの発生がありアンテナコイルの近くに設置するとまともに受信できなくなります。局発のカソードに適当なバッファーアンプを介して接続し、カウンターを受信機外部で使用すれば実用になります(受信機、あるいはカウンターのケース、またケーブルがシールドされていることが必要)。

入力レベル管理が必要で強過ぎてもまた弱くても正確にカウントされなくなります。
現在TTT加藤氏のバッファーを使用していますが、バッファーから直接カウンターに入力するとBバンド低域で動作が不安定となり2倍の周波数が表示されました。

入力制限に1kΩの抵抗を直列にいれるとA-Cバンドは問題なく表示するようになるものの今度は28-29MHz以上で下3-4桁の表示がふらつき安定しません。最終的に330Ωの抵抗を入れたところ全バンドで正常にカウントするようになりました。

ちなみにV3 6AQ8(ECC85)の半分にIZ5PQT氏のバッファーを組み込んで使用した場合、入力レベルが低くなるためかカウンターの入力抵抗を取っ払っても28MHz以上で下3-4桁の表示が不安定となります。現在バッテリー駆動にしていますが電源電圧が低下するとこの傾向が顕著となります。

見てくれのよさに引かれて使っていますがなかなか手ごわい相手でした。

PLJ-6LED-A(諸元表)

測定周波数:0.1MHz~65MHz
最小測定単位:10Hz
ハイインピーダンス入力:60mVPP以上
ゲートタイム:0.1sec(display refresh)
メインチップ PIC16F628A TXCO ±2.5PPM
表示最小桁を10Hz/100Hz切替可能 IFオフセット設定可能 8段階の表示輝度調節可能
LED文字高さ:約14mm
電源電圧:8-15V
動作電流:6mA(最大90mA)
サイズ(約):91mm×28mm×20mm
重量(約):33g

タクトスイッチ使用法
上側スイッチ
1回目で・・・IFオフセット周波数設定
 ①上側スイッチを1度押すと最大桁(左側)が点滅
 ②下側スイッチで数値を決定し、次の桁に移る場合は上側スイッチを押す
 ③全ての桁が終ると一番最初の桁に戻り、もう一度上側スイッチを押すとIFプリセットへ移行
 ※中間周波数が455kHzの場合は00.455.0に設定する。
2回目で・・・IFプリセットのプラス、マイナスを設定
 n表示でプラスIF、u表示でマイナスIFとなる。
 ※9R-59Dなど上側ヘテロダインのシングルスーパーでは"u"マイナスを選択。
3回目で・・・表示輝度設定(8段階)

下側スイッチは周波数表示状態で押すと最小桁の切替を行う。

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4 件のコメント:

  1. こんばんは。
    「電波で飛ぶノイズ」と「線材中を走りまわるノイズ」の両方を退治するので、やや面倒ですね。

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  2. 全くその通りでございます。
    性格の悪い美人にほれ込んだ状態です。

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  3. こんちは! 実は私も『性格の悪い美人に惚れまして・・・』、でも何とか使いこなしたいと思いまして、次の様に対応しました
    1)電源は独立させて、電池からとる
    2)使用するケーブルは、シールド線を使い、短略させない
    3)セパレートタイプのRIGなので、INJケーブルを入力に!
    以上の結果、ノイズもなく 6桁が綺麗に点灯しています!

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  4. こんにちは
    コメントありがとうございます。
    そうなんですねよね。見た目とってもシンプルで値段も安いですし何とか使いこなそうと。
    おっしゃる通り電源はバッテリーもしくは外部AC-DCアダプターを使用、ケースはプラケースですがケーブルはシールドを使っています。受信機本体がしっかりとシールドされいるのでノイズの混入はほとんどありません。

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