左はユニバーサル基盤に組んだ外部カウンター用の半導体バッファー
下の回路図はトリオJR-60の局発部分
ここ2-3ヶ月は山にもほとんど行かずひたすら9R-59Dと遊んでいました。詳細は後日報告しますが9R-59Dの局発の引張り現象が気になるためV3 6AQ8の残り半分にカソードフォロワーのバッファーアンプを組み込みました。
それまで6AQ8の半分には外部周波数カウンターの取り出し用にバッファーを組んでいたのですが今回これを取り外しJR-60の回路図を参考に同じくカソードフォロワーのバッファーを組み込みました。
このため外部カウンター用には別途バッファーアンプが必要になります。9R-59DS1号機同様にJA9TTT加藤氏の2SK241と2SC1923の2石アンプを組み込みました。
結果です。
引張り現象については
①Cバンドの10MHz以上で見られたフェーディングによる周波数の揺らぎ(1.5-2.0kHz程度見られた)が最大0.5kHzに軽減(これはAGC電圧の変動による局発の電圧変動の関連も否定できない)。
②Dバンド21MHz以上でアンテナトリマーを操作した際に見られた1-5kHzの周波数ずれがこれまた最大0.5kHz程度に改善されました。
外部カウンター用のバッファーについては6AQ8のバッファーと比べ出力がアップしたためか2-3MHzでカウンターが暴走(倍の周波数が表示される)、入力の制限のためカウンター入力部に330Ωの抵抗を取り付け0.5-30MHzで安定して動作するようになりました。
ちなみに6AQ8のバッファーを使用した場合29MHz以上では動作が不安定で周波数表示の下3-4桁が暴れます(入力の制限抵抗無しの状態)。
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