金胎寺の行場
今日(2017年5月5日)京都府の南部、鷲峰山(じゅうぶさん)にある金胎寺の行場に行ってきました。自宅を9:30に出発、京都縦貫道、京滋バイパス、第二京阪、先日開通(2017年4月30日)した新名神、京奈和道と通って田辺西ICでおり、国道307号、府道62号と走り10:35に金胎寺入口に到着しました。
身支度をして10:45ごろ出発。金胎寺の寺務所までゆっくりと歩き、寺務所で300円を奉納し、10:55ころ行場へと向かいました。
寺務所から行場への山道
迎へ行者
迎へ行者からさらに尾根筋を行くと行者の辻に着きました。現在11:08分。ここで道が2つに分かれます。行場は一方通行となっており一方は東覗方面へ下る道、もう一方は蟻の戸渡りから登ってくる道。
行場の辻
行場の辻からが本格的な行場の始まりです。斜度がさらに急になった山道をフォールラインに沿って下っていくと東覗の看板が現れます。ここからは右方向へトラバース。西覗で今度は左へトラバースとなります。
東覗(今回は余裕がなく覗けなかった)
西覗を過ぎ鎖、ロープ場を下ってしばらく行くと胎内潜の看板が現れます。しばし登ります。
胎内潜への登り
胎内潜を潜りおえた奥様
胎内潜を過ぎると手水の滝、五光の滝が迎えてくれます。これらの滝を通過するところがこのルートの最低標高点。
手水の滝
五光の滝
護摩壇からはひたすら岩登りです。常緑広葉樹が葉っぱを落とす時期で落ち葉が多く結構滑ります。要注意。
護摩壇
護摩壇からしばらく登ると一枚岩の鐘掛が現れます。垂直に近い登りで鎖があり迂回路もありますがそのまま登ります。
鐘掛
小鐘掛
平等岩
かつては平等岩も直登用のクサリがあったようですが今では撤去されていて迂回路を登ります。
最後の登り
最後の登りを上がって行場の辻に戻ったのが12:20でした。ここで年配のカップルが休憩しておられました。ここまで2時間以上かかったとか。
無料休憩所
寺務所へ戻り無料休憩所へ入ります。カップラーメンが200円で売られていましたが、今回は買わず「日本茶800年の歴史散歩」というパンフレットを頂戴して金胎寺を後にしました。
行場を楽しみに出かけたのですが、当初は侮っていたのですが実際に歩き出すとかなり手ごわかったです。高度感はさほどないものの岩登りの難易度はそこそこで西穂高岳よりむつかしく感じました。
岩場では落ち葉や土などがあり滑りやすく、日本アルプスの岩場ようなドライな感じの岩場とは別物です。1時間半ほどの岩遊びでしたがかなり足にきました。
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