2015年5月3日日曜日

岩屋めぐりと三国岳登山

 写真は三の岩屋から三国岳支尾根への取り付きの巻き道を登る奥さん

今日(2015年5月3日)は京都市左京区久多(くた)の三国岳(さんごくだけ)に登ってきました。京都府内の山では標高が第三位(959.0m)。


朝8時45分に自宅を出発。国道9号線-五条堀川-北大路堀川-国道367号線-県道783号線-府道110号線と経由して三国岳、岩屋谷の駐車場に着いたのは10時45分。すでに3台の車がとまっていました。身支度をして10時50分に出発。

 林道から岩屋谷への分岐、府立大学の管理地のため関係車両以外は進入禁止
 
10分ほど未舗装路を歩くと府立大学の管理舎が見えてきます。岩屋めぐり、三国岳へは一旦丸木橋を渡り岩屋谷の右岸を進みます。

 府立大学の管理舎

岩屋谷の右岸を沢沿いに歩いていきます。しばらくすると右岸前方に階段が見えてきてそこを登っていくと。
 岩屋谷右岸の一の岩屋とりつき

一の岩屋が見えてきます。岩屋谷には3つの岩屋がありますが一番大きく分かりやすくて看板もあります。
 一の岩屋
 一の岩屋 不動明王(左)と役行者(右)

一の岩屋からさらに進みます。右岸を高巻する道がありますが、2013年の水害のためか道が崩れていて進めません。沢筋へと進みます。
 一の岩屋からは沢沿いへ降りる

沢筋を進んでいくと先ほどの巻き道の続きに出会います。この本来の道へ合流しさらに進むと二の岩屋への道しるべが無造作に道端に置かれているのが見えてます。
二の岩屋への道しるべ

道標から沢にかけての踏み後はしっかりありますが、沢から二の岩屋への踏み後はほとんどなくかなり注意しないと二の岩屋へはたどり着けません。ちなみに左岸の少し下ったところにとっつきの階段(かなり崩れていて分かり難い)があり、そこから左岸下流へ向け少し登らなければなりません。
 二の岩屋 岩屋谷の左岸 見つけにくい
 二の岩屋の登り最後は岩が苔むしていて上り難いです。

 二の岩屋内部 不動明王が奉られています

二の岩屋から再度岩屋谷にもどり沢沿いをつめていくと三つの谷の合流点にでます。ここにも三国岳への道しるべがあります。3つの谷の真ん中の谷(ぶどう谷)の左岸へ渡ります。
三つの谷の合流点の三国岳への道しるべ

ぶどう谷の左岸から巻いて行く道が三の岩屋、三国岳への道となります。
三国岳 三の岩屋道標

三の岩屋の道標に従って進んでいくと小さな滝に出会います。この沢の右岸を進むと三の岩屋へ到着です。
三の岩屋を眺める奥さん

三の岩屋が一番小さいです。それでも10人程度は中に入れそうです。
三の岩屋

三の岩屋は間口が広く開放的な感じ。
三の岩屋 不動明王

もと来た道を戻りしばらく急登を進むと三国岳への支尾根へと出ます。後はひたすら登るのみ。
支尾根の取り付き

尾根筋まで上がると道迷いの心配もなくなります。ひたすら尾根を登っていきます。途中に大杉がありそこを過ぎると山頂も間近。
三国岳山頂 三角点
高島トレイルの最後のピークでもあります
三国岳山頂から蛇谷ヶ峰を望む
 
GPSの軌跡は下をクリックしてください。
→ 岩屋めぐりの三国岳登山
谷筋の行程が多く反射波のため20m程度の誤差、また岩屋を探していったりきたり、岩屋の中に入ったりでGPS軌跡が結構暴れるところがありますがご容赦ください。
 

1 件のコメント:

  1. 実は昨年(2014年)7月に三国岳登山にチャレンジしていました。地形図は持っていたものの国土地理院の地図には登山ルートの表示はなく岩屋谷の3つの谷の合流地点から先がわからず撤退してきたのありました。
    今年はリベンジすべく、先人の皆さんのGPSデータを詳細の検討し、その結果三国岳へは問題なく登ることができました。
    問題は二の岩屋です。昨年も上りでは発見することが出来ず、降りに見つけるこができました。今年もやはり登りには見つけられなくて降りになんとか発見できてその内部に入り込んできました。
    この一年でいろいろな意味で成長できていることを実感した山行きでした。

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