写真はムラタの通信機用CFS455Hです。
15枚の共振子を使用した高選択度型CFSシリーズとしてムラタ製セラミックフィルタのフラッグシップ的存在です。NTKの最高級LF-Dシリーズが13素子のさらに上を行っています。
このフィルタが使用された受信機、トランシーバーを見たことがありません。皆さんのお手持ちの機種でこのフィルタ(CFS455A~J)を使用されているものがありましたらぜひともお教えください。
最新電子回路用フィルタ規格表、CQ出版社、1988、p246
CFS455H
中心周波数 455kHz
6dB 帯域幅 ±3kHz
80dB 帯域幅 ±7.5kHz
保障減衰量 70dB(±100kHz)
スプリアス 50dB(0.1-1MHz)
挿入損失 7dB
リップル 3dB
入出力インピーダンス 2000Ω
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