2018年7月17日火曜日

NRD-515がやってきた!③


先日やってきたNRD-515ですがいくつかの不具合がありましたが、さらに新たな問題点が見つかりました(⑦が追加)。

①受信周波数が約1kHzずれる。
②AM受信の際に「キーン」とビート?内部スプリアス?が聞こえて耳障り。
③SSB、CWでキャリアポイントがずれている。
④時にSメーターが+20dBほど振れて受信不能となる。
⑤BFO&BC TUNE、ΔFのつまみが純正でない。
⑥受信感度若干低い、特にSSB受信で著明。
⑦長時間電源をOFFにしているとkHzのPLL情報がリセットされる。

このうち①~③については先日マニュアルに従ってPLLの調整を行ったところ一旦は改善したことは先日のブログに紹介させていただきました。

ところが翌日電源を入れてみると、もとのように周波数がずれてキーンとビートが聞こえてくるではありませんか。再びPLLの調整を行うと一旦は「改善」するものの、その後電源を落とししばらくして電源を入れるとまた症状が再発します。

ただしキーンというビートに関しては電源をONにして時間がたつと気にならなくなります。周波数ずれについてもPLLの調整を繰り返すことにより改善されてきてはいます。

また新たに前述の問題⑦にも気が付きました。長時間電源を切っていた後に電源をONにした場合、kHz台の情報がリセットされ”000.0kHz"と表示されてしまいます。DIGITAL VFOの情報を長時間保持できないようでPLL系のハードの異常が示唆されます。

単に調整だけすれば改善するような個体ではないようで、このまま自分でトラブルシューティングをしていくのか専門の業者さんにお願いするのか悩ましいところです。

ところで不具合の⑤については何とかツマミを入手することができました。ブログトップの写真は入手した純正品のツマミを付け替えて撮影したNRD-515です。ただこの写真の515もデフォルトの状態とは微妙に違います。それでも我が家にやってきた当初の違和感はかなり改善されました。

つづく

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