仙丈ケ岳と藪沢カール
2018年7月14日に仙丈ケ岳に登ってきました。
前日の7月13日(金)は夏季休暇をとり昼過ぎに京都を出発、いつもの大原野ICから京都縦貫道、京滋バイパス、名神、中央道と走り16時過ぎに伊那のホテルに前泊しました。
2018年7月14日(土)午前5時過ぎの仙流荘バス停
7月14日は午前3時30分に起床。がっつりと朝食をとりホテルを出たのが4時30前。仙流荘の駐車場には5時ころ到着しました。すでに駐車場は満車状態。駐車場スタッフが駐車場内の片隅に何とか止められそうなところに案内してくれました。身支度をしていざバス停へ。
バス停周辺には長蛇の列。乗車券販売の列とバス待ちの列との二つの行列があります。噂には聞いていたのですが5時半の第一便に乗るには4時過ぎから並ばないとダメだとか。
乗車券販売の列へは家内が、バス待ちの列には私がと別々に並んだのが5時5分頃。並び始めてしばらくすると第一便のバスへの乗車が始まり、5時10分頃には1台目が発車。その後次々とバスがやってきては発車していきます。
バス待ちの列はどんどん進んでいきますが、乗車券の列はなかなか進みません。乗車券のない状態でどぎまぎしなら待つこと30分ほど、私の前20人ほどで行列の進行が止まりました。仙流荘側にあった10台(だったと思う)のバスはすべて北沢峠へ向け出払ってしまい、次のバスは峠から戻ってくる6時半ごろとのこと。
この時点でもまだ家内は乗車券が買えていません。乗車券が買えたのはさらに20分ほどが経過した6時過ぎのことでした。
6時10分には峠から1台目のバスが戻ってきました。いよいよこのバスの乗れるのか!と思えばそうではありません。広河原まで行かれる方が優先的に乗車され(バス乗り継ぎの関係で)、私たちが乗れたのはさらに2台あと6時25分頃でした。
北沢峠の道標
北沢峠には7時15分に到着。トイレを済ませて7時20分に登山開始です。登り始めは樹林帯を歩きます。斜度もさほど急ではなく歩きやすい登山道です。
大滝頭(まっすぐ進めば小仙丈、右へ進めば馬の瀬)
歩き始めから約1時間10分(8:28)で五合目の大滝の頭につきました。まだ樹林帯なので視界は開けません。水分補給をしてまっすぐ小仙丈ケ岳へ向け進みます。
大滝の頭から15分ほど登ると木々の合間から甲斐駒ヶ岳が見えるようになりました。迫力満点で手が届きそうです。さらに10分ほどすると左手に鳳凰三山、さらには富士山が見えてきます。
甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山
富士山
9時前に森林限界を超えました。辺りが一挙に明るくなり視界が開けます。左手に北岳も見えてきます。
森林限界を超えました
右手に北岳、左手雲の向こうに富士山
9時10分に小仙丈ケ岳につきました。雲がどんどん上がってきますがまだ富士山も見えています。仙丈ケ岳の頂上方面も視界良好です。
小仙丈ケ岳から鳳凰三山、富士山を望む
仙丈ケ岳と小仙丈沢カール
気持ちのいい稜線をどんどん歩いていきます。小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳までの稜線は360度のパノラマが広がります。この景色を見たくてやってきたんです!
頂上まであと少し
仙丈ケ岳山頂
10時過ぎに(10:03)頂上へ着きました。山頂からの眺めは最高です。雲が上がってきて富士山は見えなかったのですが、北アルプス方面が非常に良く見えて槍、穂高はもちろんのこと剣、立山さらには白馬三山までしっかりと見ることが出来ました。
鋸岳と甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山
北岳と間ノ岳(雲の合間にちょっとだけ富士山)
北アルプス
この写真では槍、穂高から剣、立山まで見えています。
山頂で写真をとりそうそうに仙丈小屋へ向け下り始めます。15分ほどで仙丈小屋に着きました(10:19)。ここで約20分の昼食休憩です。
ここでも目の前には駒ヶ岳、鋸岳、北アルプスの展望が開けています。
仙丈小屋から藪沢カール、仙丈ケ岳を見上げる
10:40に下山開始。馬の背ヒュッテを11:08に通過。藪沢を渡渉し藪沢小屋を過ぎてしばらく行くと雪渓に出くわしました。よく見ると踏み跡すぐ横に穴が開いています。
まず体重の軽い家内に歩いてもらいます。何ともないのを確認して私も恐る恐る歩いていきました。踏み抜くことなく渡れました。
雪渓に穴が・・・それも踏み跡のすぐ横に
その後も快調に下っていき12:38に北沢峠に下山しました。12:48の臨時バスに乗って仙流荘バス停に13:30頃到着。
帰りのバスの中から見た甲斐駒ヶ岳
行きと同じ道を走り、途中黒丸PAでチャンポンを食べ18時過ぎに帰宅しました。あー楽しかった。
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