2013年1月21日月曜日

修理産業年間12兆円

かなり以前の話ですが2011年8月7日の毎日放送の番組「がっちりマンデー」で上記表題の放送がされていました。今では珍しいワープロを専門に修理する会社、設計図さえない仏像の修復、中古ピアノの買取り販売(TV CMでも有名なタケ○トピアノ)、洋服の修理専門店など…使い捨て時代と思われがちな現代にあっても、いいものは修理して末永く使っていこうという日本人の精神は健在のようです。

ところで私も以前あるものを修理に出しました。ナショナルのラジオ、クーガー2200(RF-2200)です。長岡京市の光明寺門前にある「修理工房ハイソニックテクニカル」に依頼しました。知人がこの修理工房をよく利用されるとのことで数年前から知ってはいたのですが、急に思い立ってクーガー2200を持ち込みました。ホームページの問い合わせフォームからクーガー2200の修理を依頼して直接持参しました。

70歳前後と思われる男性お二人が作業されており、店内にはいろいろな機材また修理待ちのラジオがところ狭しとおかれています。このRF2200は10年ほど前にオークションで購入しました。バンドセレクタ-スイッチの接触不良、トラッキングずれ、感度低下などの不具合があり、自分でもトラッキング調整を行ってみましたがどうしても合わせる事が出来ず打っちゃっていたものです。約5日で修理完了の連絡がありました。





ケース、つまみはすべてワックスがけされており、スイッチ、ボリュームのガリもありません。受信状態もロッドアンテナのみでかなりの感度です。中国製のラジオなんかは比較にならないほど高感度。ただし感度がよくなった分、クーガー2200で有名な±2MHzイメージ妨害が盛大にでます。また混変調特性ももうひとつで中波帯では毎日放送(1179kHz)をフルゲインで受信するとKBS京都(1143kHz)がしっかり了解できるレベルで混入してきます。もちろんこれは新品のRF-2200でも指摘されていたことですし、今まで気にならなかったのが異常な状態であった証拠なのでしょう。


 

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