2013年4月1日月曜日

アンテナセット

写真はビバレージアンテナの保管及び運搬用のケースです。
大きなケース内にはケーブル、電線、マッチングトランスと終端抵抗が、下の釣竿ケース内には90cmのアース棒が6本にハンマー収納されています。
 
上の写真はケースの内容を展開したもの。5D-2Vが50m2本、30m1本、3D-2V20m1本、RG-58/U20m1本。このうち50mの5D-2Vはリールに巻いてあります。
 
電線はアンテナエレメント用に260mの0.75mm2が1本リールに巻いてあり、カウンターポイズ用に1.25mm2の15mが2本(給電点用)、20mが2本(終端用)あります。
 
中波の波長から考えると15-20mでは本当にカウンターポイズとして作用しているかどうか怪しいものですが、それでもこれのあるなしでS/Nが変わってきます。
 
アース棒は90cmの物を給電点に2本、終端側に4本を使用します。ビバレージにはじめてチャレンジしたときは30cmのアース棒2本を終端側にのみ設置していましたがCOLさんのアンテナと受信状況を比較すると散々たるもので、その後の試行錯誤で現在のようなスタイルになりました。
 
リールに巻いてあるアンテナエレメントをまず湖岸に展開しますがそれと同時にアース棒を終端部に運ぶのに釣竿ケースを使用します。終端部と給電点の往復をいかに減らすかがアンテナ設置の時間短縮のカギです。基本的には1人でアンテナの設置を行い200mのビバレージは1時間程度、260-300mになると倍の2時間はかかります。
 

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