上の図はRTL-SDR、SDR#を2台同時稼動している様子です。図中の上のSDR#では81.9MHzから85.1MHzの3.2MHzを受信。下のSDR#では85.1MHzから88.3MHzの3.2MHzを受信しています。
RTL-SDRでは最大受信幅は3.2MHzで、普通に考えると3つのRTLチューナーを使用すれば3.2MHz×3=9.6MHzの丸取りが出来そうに思います。ところがWFMの受信の場合は受信周波数から少なくとも上下100kHzは放送波が占有しているため上の図のように85.1MHzを境に2つの受信帯域を分けると85.1MHzの放送波の受信ができません。
そこで複数のチューナーで連続してWFMの放送を受信する場合、それぞれのSDR#間で100kHzのオーバーラップが必要となってきます。上の図のうち下のSDR#では85.0MHZ-88.2MHzを受信していますが、トップの図では見られなかった85.1MHzの放送波が見られるようになりました。
HFのSDR受信機PERSEUSではPCモニター上では実際の受信帯域より狭めの表示がなされておりバンドエッジの受信問題が取り上げられることはありませんでした。むしろ表示されている周波数以上に受信;記録されていることがありがたいように(好意的)書かれる場合が多ったように思います。
現在3台のSDR#を同時稼動挙していますが、上記の理由からWFM受信用として一度に記録できる帯域幅は9MHzとなります。
「Wコールがききたくて」総合索引へ
0 件のコメント:
コメントを投稿