写真は日本特殊陶業(NTKあるいはNTKK)のSSB用セラミックフィルタのLF-C2Aです。
かつて月刊短波誌で受信機のナロー化の記事が紹介されていました。その時に使用されていたのがこのフィルタです。その当時かなりの方がこのフィルタのお世話になられたのではないでしょうか?
最近はムラタのCFJ455Kシリーズですら入手難で、このLF-C2Aもほとんど見かけなくなりました。
以下に特性を示します。
中心周波数 : 455±0.3 kHz
6dB帯域幅 : 2.2~2.8 kHz以上
50dB帯域幅 : ±4kHz以下
保証減衰量 : 40dB以上(±100kHz)
スプリアス : 35dB以上(0.1~1MHz)
リプル : 3dB以下
挿入損失 : 7dB以下
入出力インピーダンス : 2kΩ
最新電子回路用フィルタ規格表 CQ出版社 1988年 p226から
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