写真は日本特殊陶業(NTK)のセラミックフィルタLF-C6です。
9枚の共振子を梯子型に接続した小型、軽量、高性能なセラミックフィルタ(9素子)です。ヤエスの通信機型受信機FRG-7に使用されていました。
同時期の受信機RXJ-4800やICF-6800で使用されていたムラタのCFU455シリーズが4素子だったことを思うとこだわりを持って設計されていたように感じます。
最新電子回路用フィルタ規格表、CQ出版社、1988、p223
LF-C6
中心周波数 455±1kHz
6dB帯域幅 ±3kHz以上
50dB帯域幅 ±8kHz以下
保障減衰量 45dB以上(±100kHz)
スプリアス 40dB以上(0.1-1MHz)
リプル 3db以下
挿入損失 7dB以下
入出力インピーダンス 1.5kΩ
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