通信機型受信機やトランシーバーのAM用フィルタして使用されていたようです。
同じくAM用のCFK455HやCFW455HTがサイズ、コストの面で有利だったのでしょうか最近ではめっきりと見かけなくなったパーツです。
かなり前にまとまった数を購入しました。このうちいくつかは手持ちの受信機に装着してあります。
カタログデータは以下の通りで
CFR455H CFK455H CFW455HT
通過帯域 -6dB ±3kHz -6dB ±3kHz -6dB ±3kHz
減衰帯域 -70dB ±7.5kHz -70dB ±7.5kHz -50dB ±9kHz
保障減衰量±100kHz 55dB 80dB 60dB
スプリアス0.1-1MHz 40dB 50dB NA
リプル 3dB 3dB NA
挿入損失 7dB 7dB 6dB
入出力インピーダンス 2000Ω 2000Ω 2000Ω
データ的にはCFK455Hが一番優秀なように見えますがAR7030に装着してAM受信に使用して聞き比べたところCFR455Hが一番しっくりときます。
損失も少なく切れも良くすっきりとした感じです。それでも短波帯の5kHz両サイドに強力局が来るとビートの発生は避けられませんが、CFW455HTと比較すれば明らかに、CFK455Hと比較しても若干ビートの発生が少ない印象です。このため最終的にAR7030のAM用にはCFR455Hを使用しています。
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