ムラタのセラミックフィルターのCFK455シリーズをならべてみました(取り外し品が多いです)。
以前のブログでも書きましたが、私のNRD-545のDSP protection filter(以下FL2と略)は8kHzの帯域のCFK455Gに交換して使用しています。
上の写真のようにCFK455にはより狭帯域のCFK455H;6kHz、CFK455I;4kHz、CFK455J;3kHzがあります。FL2をより狭帯域のものに交換した場合、さらなるナロースペースのダイナミックレンジの改善が期待できますが、通過帯域が制限を受ける分音質が劣化(高域が制限される)するとのことです。
TPMWやSWでDX局狙いのSSBゼロビート受信専用機として使用するならCFK455Jでもかまわないのでしょうが、国際放送をゆっくりと聞きたいとなるとCFK455Hが、またローカルAM局もとなるとCFK455Gが音質の面から適当ではないでしょうか。
ちなみにこのFL2の交換、みなさんも書いておられますがスルーホール基盤のためかなかなか簡単には取り外せません。私も基盤と格闘すること約1時間、何年かぶりにはんだごてでやけどをしながらやっとの思いで交換した記憶があります。
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