2013年2月22日金曜日

FR-101 49mb受信法


FR-101の回路構成は第1局発固定水晶発振(7.520-35.520MHz)、第1可変中間周波数(6.02-5.52MHz)、VFOの第2局発可変が9.2-8.7MHz、第2中間周波数が固定の3.180MHzのコリンズタイプのダブルスーパーとなっています。このためそれぞれの中間周波数にあたるバンド(90mb、49mb)は受信できないとされていました。これを受信すべく短波誌の片すみに足ラミから外付けのコンバーターの広告がありました。

ただいつの時代にも裏技はあるもので(というほど大げさなものではありませんが)、FR-101本体には改造を加えず49mbを受信する方法も紹介されていたようです。受信といっても正規の受信感度を保証するものではありません。単に「受信できる」という方法です。また49mbを全ての範囲受信できるのでもありません。

ではどうするか。まずBANDつまみをAUX 2または☆3にセットします(AUX2、☆3には水晶を入れない状態にしておきます)。あとはPRESELECTのつまみを回しノイズが大きくなるところに合わせればOKです。ただし受信周波数がちょっと変わっていて通常のダイアル目盛表示とは異なり、表示0kHz6.020MHzにあたり、500kHz5.520MHzとなります。

1局発を0kHzとして高周波信号をそのまま第1中間周波として引き込んで受信する方法です。強力な局なら普通に受信できます。もちろん1st IFのスプリアス防止に5.9MHzに同調したπ型LCフィルタトラップ(IF TRAP APB-1309)が入っているので受信信号は減弱されますが…

FR-101 41mb受信画面 6055ラジオ日経、6070チョソン声

上記の裏技で6055kHzラジオNIKKEI、6070kHzのチョソンの声や6090kHzあたりまでは受信できました。

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