写真はプリセレクター内部の中波ハイバンド、短波ローバンド用コイルのアップ
51S-1の短波帯は相互変調波が問題となることは全くといっていいほどありません。したがって短波用のプリセレクターは蛇に足を書くようなものですが中波ハイバンド用のコイルで120mbがカバーできるようになったため、気分的には90mbもと思うようになり、それなら3MHz-10MHzをカバーするコイルを作製してみることにしました。
430pFで最低同調周波数3MHzを考え6.2uHを狙いました。アミドンのトロイダルコイルT68-#2に0.65mmのホルマル線を33回巻き、タップはGNDから2回巻きで出しました。
430pFで最低同調周波数3MHzを考え6.2uHを狙いました。アミドンのトロイダルコイルT68-#2に0.65mmのホルマル線を33回巻き、タップはGNDから2回巻きで出しました。
狙い通り3MHz-10MHzをカバーできましたが、作成後2年近くたつもののまだ一度も実戦使用していません。
まとめ
今回51S-1の中長波用のプリセレクターを作製しました。長波帯のLPFは同調不要で実用上の損失も少なく使い勝手がいいと自画自賛です。寒い時期に長波で聞くどっしりとしたロシアからの放送はなんともいえぬ味があります。
今回51S-1の中長波用のプリセレクターを作製しました。長波帯のLPFは同調不要で実用上の損失も少なく使い勝手がいいと自画自賛です。寒い時期に長波で聞くどっしりとしたロシアからの放送はなんともいえぬ味があります。
中波帯はやはり損失が問題で実用にはプリアンプが必要となります。2SK125GG(ゲート接地)アンプをプリセレクター本体内に内蔵しましたがうまく作動せず現在は外付けにしてあります。
最近はトランジスターを使用したNFB(Negative Feed Back or Noiseless Feed Back)アンプの作成例があちこちで報告されています。その性能はメーカー製をもしのぐものがあり今後時間が取れればその作製に力を注いでいきたいと思っています。
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