上の写真はキョウトAA347局長さんのICF-6800です。わけあって1年ほど我が家におりました。例に漏れずPLLの暴走がありハイソニックテクニカル(HST)さんのお世話になりました。PLL部分を集積回路によらずディスクリート部品で作成されているのには頭が下がりますが、そこで使用されているトランジスターの不具合で受信が出来なくなるとは当時設計製造にかかわった皆さんも考えもつかなかったことでしょう。
修理完了で戻ってきたものをしばらく使ってみると受信は出来るものの音が出ないという不具合に出くわしました。HSTさんでは独自に修理後3ヶ月の保障期間を設けておられますが、その期間を過ぎて再修理をお願いしたものの無償で修理していただきました。
この受信機(ラジオ)は基本構造がしっかりしています。PLLの局部発振やバランスドミキサーなど当時の先端時術が惜しげもなく使われており、強入力特性や選択度以外では十分現在でも通用するように思います。
以下Shortwave Receivers Past & Present(ICF-6800W) から引用
Specifications:
Coverage.....530-30000kHz + FM
Modes..........AM/USB/LSB-CW
Selectivity....9/4kHz -6dB
IFs................19.055MHz, 455kHz
Sensitivity....<.63uV 6dB S/N
Antenna Input. SO-239 and Terminals
Image Rej.....>50 to 60 dB SW
Circit Completment:
7IC, 57Transistors and 10 FETs.
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